「ヨシローのカクレガ」


カクレガ日記

2002年8月30日
東京電力が、福島県と新潟県の13基の原子力発電所で、80年代後半から90年代前半にかけて自主点検の記録を偽り、ひび割れなど29件のトラブルを隠ぺいしていた事が発覚。さらにこのうち8基の原発では炉の部分に損傷のあるまま運転されている恐れがあるそうだ。ひと度事故が起これば重大で悲惨な結果は避けられない「原発」を運営する電力会社のこのウソつき体質。最近、こんなニュースばっかりや(驚怒)。

小泉首相が来月17日に北朝鮮を訪問、金正日総書記と会談すると表明。ビックリ。

2002年8月29日
「パンパシ水泳 2002」女子200m背泳ぎ決勝。前日、萩原智子選手がプールサイドで過呼吸の症状を起こして倒れ、決勝のレースを棄権。エースを欠いた日本だったが、大阪出身17才の新星・寺川綾選手が、残り50mから3人抜きの驚異的な追い上げで2位入賞!堂々の銀メダル。いや〜ドラマっすわ。

注目のイアン・ソープ選手は、男子400mメドレーリレーに豪州チームの一員として出場。惜しくも米国チームに敗れ、エントリー6種目の完全制覇は残念ながら成らず。しかし今大会、400m自由形、400mリレー、200m自由形、800mリレー、100m自由形、と5種目で金メダルを獲得、貫禄を見せつけた。
それにしてもイアン・ソープは、メチャクチャ凄〜い選手でハンサムなのにも関わらず、いつも腰が低くて感じイイっすね〜。これがホントの「水もしたたるイイ男」ってか。(←座布団全部没収)

今朝届いた朝刊の一面に、昨夜行われた総合格闘技イベント「Dynamite !」での「吉田秀彦 vs ホイス・グレイシー」の記事が写真入りで掲載されていた。格闘技マニアだけでなく一般の人の関心も、それだけ高かったって事か。柔道五輪金メダリスト吉田秀彦の認知度、恐るべし。

2002年8月28日
NHKのドラマ「ロッカーのハナコさん」がなかなか面白い。ハナコさん役のともさかりえは、こういうユーレイとか人間以外の変な役がすごくハマるんだよねえ。毎日15分ずつの放映もお手軽でイイ感じ。

2002年8月27日
USJ「今日の不祥事発覚」のコーナー。24日に「園内に爆弾を仕掛けた」との脅迫電話があった事を警察に通報せず、社員による園内点検だけで済ませていた事が発覚。結局不審物は発見されず、いたずらとみられる。まあ今日の問題は、原因が「愉快犯によるUSJイジメ」と思われるので気の毒な面もあるが、問題なのはやはり、あいかわらずのウソつき・隠蔽体質だ。なんでわかんないの???

「大阪経済復興の牽引役」ともてはやされ、鳴り物入りでデビューしたUSJ。その後の快調な業績のウラで、一人勝ちのUSJに客を取られ競争に敗れて潰れていった数々の遊園地や動物園や遊興施設がある事を忘れて欲しくない。USJの入場料分のお金があれば何日も遊ぶ事が出来た、これら子供にも親しみやすい遊園地たちはもう帰って来ないのだから、その分USJにはしっかりしてもらわなくては困るのだ。最低限の企業倫理も持てず、安全管理もマトモな経営も出来ないのなら、責任取って、潰れた遊園地を元通りにして子供たちに返せ。そして俺には思い出の「宝塚ファミリーランド」を返してくれなさい!(←結局それが言いたかったのか・・・)

2002年8月26日
昨日に続き今日も「パンパシ水泳」で日本選手が金メダル獲得。女子200m個人メドレーで、萩原智子選手がラスト50mから不屈の粘りで追い上げ逆転優勝。爽やかスマイルで「今日はチャレンジャーの気持ちで挑みました。本当に『努力は裏切らない』と思いました。」と泣かせるコメント。カッコいいね〜。

よみうりテレビ「私立探偵 濱マイク」第9話「ミスター・ニッポン 〜21世紀の男〜」はメチャクチャ面白かった。勝村政信のマゾ男、光浦靖子の安っぽい女王様、松方弘樹と林家ペー・パー夫妻の殺し屋対決、と見せ場たっぷりで、最後には俺の大好きな麻生裕未さんまで謎の女として登場してウレシー!
今回の監督はいったい誰なんだ!と新聞ラテ欄で調べてみたら、それは中島哲也氏なのだった。この人、あの山崎努と豊川悦司が卓球するサッポロビールのCFを作った監督。う〜ん、やるなあ。感動したっす。

2002年8月25日
「パンパシ水泳 2002」男子100m平泳ぎ決勝で、北島康介選手が右ひじ痛のハンデを乗り越えて見事金メダル獲得。過去には自信過剰ぎみの態度が鼻につく事もあったりした(まあ実力伴ってはいるんだけどね)けど、今日の試合やインタビューの受け答えを見てて感じたのは、圧倒的な水泳の強さに加えて、短い間に精神的にも大人になったんだなあ、って事。リッパでした。

17日以降、その姿をくらませていた迷いアザラシ「タマちゃん」。その後台風などもあって一部ファンに安否が気遣われていた(俺は、やっと海へ戻ったのかな、とホッとしてた)が、今度は近隣の鶴見川に突如出現。で、早くもヤジウマ殺到。驚いた事に「今は鶴見川に現れたんだから『ツルちゃん』だよね」「ツルちゃ〜ん」などと声援(?)をおくっている。ほなナニか?居場所によって名前も変わるんか?大和川に現れたら「ヤマちゃん」なんか?一杯やりつつ「よぉヤマちゃんよぉー聞いてくれよぉー」なんつって愚痴聞いてもらうんか?(←偏った「ヤマちゃん」観)哀れ漂泊の迷い子アザラシは故郷北極海を遥か遠く離れた見知らぬ国で、このままマイナー河川およびご町内の広告塔として第二の人生、じゃなくてアザラシ生を送るのか・・・。とにかくこのアザラシっ子が早く海へ帰れる事を祈るばかり。

2002年8月23日
東大の研究グループがネズミを使った実験で、脳硬塞で神経細胞が死んだ後、その神経細胞を再生させ、学習機能を回復させる事に成功したらしい。早い話、これ夢の「頭が良くなる薬」なのでは?これを応用して俺のアタマの学習機能をもうちょいマシにして欲すぃー(切望)。

2002年8月22日
我が家の屋外据え付け式の電気給湯機が突然壊れて、お湯が出なくなってしまった。冷たい水しか使えない事を「不便」と感じてしまう自分に気づき驚く。蛇口ひねれば即お湯が出る生活なんて、恐ろしくなるほどの贅沢なのに・・・。とか言いつつ、冬が来るまでに修理してもらわなきゃなあ〜、と思ってる俺(情無)。

2002年8月21日
アクセスカウンター異常の原因は依然として判明せず。で、つらつら考えててふと、So-netから「『U-Page』サービスは今年限りで終了するので、新しいサービス『U-Page+』へデータの移動を」との告知メールが来てた事を思い出した。まさかこの異常、サイト引っ越しを促すための小細工か?と一瞬思ったが、んなわきゃーない(タモリ)。でもまあ、この件をきっかけに思い立ったので「U-Page」から「U-Page+」へサイトの引っ越し手続きを済ませる。11月頃から「月光曲技団」のURLは<http://www004.upp.so-net.ne.jp/yoshiro/>に変わりますので、よろちくびー(久本マチャミ)。

2002年8月20日
「月光曲技団」トップページのアクセスカウンターが変調をきたした。なぜかカウント表示が「00001」になってしまったままで、何度リロードをかけても変化がない。このカウンターはSo-netの用意したCGIをそのまま使っているので、その調整ページから設定し直して復旧を試みるが状況は変わらず。結局、COOLのサーバーに自前のカウンターCGIを設置して対処した。それにしても何故何故?ホワーイ??

2002年8月19日
戦争の愚かしさ、核爆弾による被害の凄絶さを強く訴えた中沢啓治さん作の漫画「はだしのゲン」全巻が韓国語訳されて発売されるらしい。数年前なら考えられなかったこと。

中央ヨーロッパで100年ぶりとも言われる大洪水が続いている。エルベ川流域、ドナウ川流域、黒海沿岸の地域(ドイツ東部、オーストリア、チェコ、ロシアなど)では100人を超える死者が出、数十万人が避難するという大惨事となっている。エルベ川では水位の8m以上もの上昇が記録されており、ヨーロッパ各地の歴史的建造物も水浸しの状況らしい。なんかここ数年、地球規模で気候がおかしくなっちゃってるよねえ(怖)。

2002年8月18日
オーストラリア中部で、800万年前に棲息していたキリンほどもある巨大な鳥類の化石が発見されたらしい。この鳥は「ドロモルニス・スティルトニ(Dromornis stirtoni )」と命名され、体高は約3m、体重がおよそ500kgもある。巨大な鳥といえば、ダチョウやエミューの仲間と思われがちだが、この鳥じつはガチョウの仲間なんだそうだ。不意に体高3mもあるガチョウと出くわしたりなんかしちゃったら驚きの余り、虚空を掴むように胸の前に出した右手のひらを震わせながら引っ込めつつこう叫んじゃいますね。
「・・・(以下略:(C)谷啓)」。

「K-1 ワールドGP in ラスベガス」テレビ観戦。なんとマイク・ベルナルド選手が、「PRIDE」などで活躍する総合格闘技のゲーリー・グッドリッジ選手に、試合開始わずか98秒でKOされる波乱。グッドリッジ選手は、立ち技のみの不利なルール、敵地に乗り込んでの試合、にも全く臆する事なくゴングと同時に突進し、強烈な右フック2発で「K-1」成長期を支えた強豪をマットに沈めてしまった。最近スカッとした勝ちが無いベルナルド選手は、今後の「K-1」での選手生命に暗雲が差した印象が拭えない・・・(悲)。
GP開幕戦の出場権を賭けたトーナメントでは、マイケル・マクドナルド選手が優勝。37歳という年齢をまったく感じさせず、スピーディーでパワフルな攻撃をアグレッシブに仕掛けていくさまは見事だった。ヘビー級選手に混じるとやや身長が足りないけど、「K-1」常連のトップ選手との対戦が楽しみ。

2002年8月17日
関西人なら誰もが唄える♪モスクワ〜の味〜♪のTVCMで親しまれた、洋菓子の「パルナス」。惜しくも'00年に事業を停止してしまったが、このほど創業者の古角松夫氏が、出身地の兵庫県加西市にパルナスに関わる秘蔵の品々を寄贈したんだそうだ。で、来年3月完成予定の同市の文化施設「地域交流センター」で、開館記念行事として「パルナス展」を開催するらしい。お店のディスプレイ用のキャラクター人形や絵皿、レコード類、大阪万博ソ連館出店当時のグッズなどなど・・・、これは必見でございますね!絶対見に行く!それはそうと、あの忘れ難いパルナスの名作CMの数々は、CDやビデオになんないんだろうか〜。なったら絶対買うのに!大ヒット間違い無しなのに!誰か作って!

やっぱり続々涌いて出た、多摩川の「タマちゃん」便乗の愛すべきセコ商人たち。中でも、ひときわ目立ってるのが、けっこう儲けてるみたいでウハウハなアイスクリーム売りのオヤジだ。テレビの取材に応えて「他所で売るより値段が高く売れんだよねー」と悪びれる素振りもなくきっぱり明言。参った(笑)!各番組はアザラシなんかより、このオヤジをウォッチしてくれ!

2002年8月16日
母と妹が帰省し、1人留守番ちゅうの俺。そんな中またもやトンデモナイ事態が発生!あの孤独な腰痛金縛りから一夜明けた昨日、かなり痛みが引いたので、掃除をしたり、洗濯をしたり、庭の野菜(←オカンの家族)に水やったり、ウコッケイやらジュウシマツやら金魚やら(←全部妹の家族)の面倒を見たり、チョーシに乗って動き回ってた俺。腰痛もこのまま順調に快方に向かうかと思われた。駄菓子菓子・・・、午後、玄関の上がり框を踏んだ時、突然腰に激痛が襲ってきてまったく動けなくなってしまい、しょうがないので倒れたままの位置でジャンジャン蚊に喰われながら安静にして飲まず食わずで1日過ごすハメになった(←デジャヴ)。今日の昼頃、ようやく痛みが少し和らぎ、ノソノソ動けるようになったが、さすがに「ひと安心」とかは出来ず。今日はもう無理はやめとこうと反省したので、痛み止めの薬を飲みまくり塗りまくりのうえ(注:いけません。用法・用量はきちんと守りましょう)、ちゃんと布団でおとなしく横になってる事にした。しかし動けなくなった場所が玄関なだけに、今日なんていきなり誰か家に来たらどうしようかと思った。なんかもー、チョー老人になった気分じゃよう・・・(超情無泣)。

MBS系お昼のドラマ「ドレミソラ」が面白い。主演の先生役♪さーらりとしたー梅酒ー♪でおなじみの黒谷友香さんもすごくイイんだけど、生徒たちがなかなか芸達者でうならせる。とくに大沢あかねちゃん、尾上寛之くんの芝居は的確でキレがいいっす!あと関西ジャニーズJr.の内博貴くんの美形っぷりにはポスト・キムタクの予感がしますよ、るーるーるー(火星人@プリンプリン物語)。

2002年8月15日
今日、庭の水まきをしてた時、スズメがいっぱい来てたので、あのスズメっ子にエサをやる時にしてたみたいに「チューチュー」と口を鳴らしてたら、1羽のスズメが、俺の近くの枝までサーッと近付いてきて(2mくらいの距離)、首をかしげるような仕草でしばらくこっちをじっと見てた。30秒くらいして、またパッと飛び去ってしまったけど、あの1羽、もしかしたら、あの子かも知れないよね。正直、見分けはつかないのでわからないけど、そう思いたい・・・。嬉しいような、切ないような、そんな気持ちで「がんばれよ!」と念じながら見送りました。

すぐにいなくなっちゃうだろうと思われた多摩川の迷いアザラシだが、どうやらそのまま居着いてしまったらしい。その姿、しぐさの可愛さに「タマちゃん(多摩川だから、ってそのままやん!)」なんて愛称までついちゃって連日ヤジウマも殺到中。この様子じゃ「タマちゃん饅頭」やら「タマちゃん携帯ストラップ」やらが売り出されるのも時間の問題かと思われます(恥)。でも、この子、なんとか保護するか海へ誘導しないとダメなんじゃないの?チョト可哀そアルヨ・・・。

「雪印」に続き「日本ハム」も、国のBSE(狂牛病)対策の牛肉買い上げ事業を詐欺にかけていた事が発覚した。社長の大社啓二氏は報道陣に囲まれ沈痛な表情で緊急謝罪会見。「大きな不信感を招いた事とブランドを傷つけたことに大変責任を感じている。ただ、不信感を取り除き新たなスタートを切るべく全力を上げる機会をぜひ与えていただきたい」「私は入社以来、ハム、ソーセージの加工事業を学んできた。食肉事業は会長と副社長が展開しており、ほとんど立ち入ることができなかった」などと涙声を詰まらせる大社氏。記者から投げつけられた「食肉事業に立ち入れなかったのだから自分には責任がない、と言いたいのか」との鋭いツッコミには「責任ということでいえば、ブランドを傷つけた事を一日でも早く取り返し、今、非常に不安に駆られている従業員のみなさんに少しでも明るい笑顔をもたらせるよう全力を尽くしたいと思う」と答えた。その表情の真剣さ、浮かんだ涙がウソとは言わない。それなりの誠意は感じられる神妙な態度だ。だがその実、大社氏の発言は全部社内を向いた言葉ばかりで、一般消費者に向けた謝罪の言葉はいっこうに出て来ない。そこに全てが表われていた。社長、アナタが今「反省」だと勘違いしてるその感情、それはただの「後悔」です。

2002年8月14日
母と妹は帰省ちゅう。俺は体調が思わしくなく1人留守番ちゅう。そんな中とんでもない事態が発生した!それは昨夜のこと・・・。居間をフツーに歩いていたら、突然腰に激痛が襲ってきてまったく動けなくなってしまい、しょうがないので倒れたままの位置で安静にして飲まず食わずで1日過ごすハメになった(涙)。今日の夕方になってようやく痛みが少し和らぎ、ノソノソ動けるようになってひと安心。なんか老人になった気分じゃわい・・・(情無)。

今は亡き心斎橋のジャズバーに出入りしてた頃知り合った、アマチュア劇団やってたオッチャンが、写真入りで新聞に出てた。なんでも還暦を前にギター弾き語りのブルース・シンガーとして再出発するんだそうだ。ムチャするわ。大丈夫かいな。でも、馬力あんなあ・・・。

USJ「今日もジャンジャン不祥事発覚」のコーナー!先日の火薬不正使用問題での当局の手入れの後、「ウォーターワールド」など3つのアトラクションについて「改善済み」として、8月1日付で大阪府から新たな火薬使用許可を得ていたUSJだが、これがまたウソだった。その後もこの新たな許可と異なる火薬の不正使用が続いていたらしい。USJは府に対して改めて火薬使用の変更届を提出し「演出上の要請でショーの効果を高めるために、不正な数字で火薬を発注し始めた」と説明、不正使用が故意だったことを認めた。開き直ったこの態度。火薬類取締法違反容疑で大阪府警が捜査する中で堂々と不正使用を続けるとは、度胸据わっとるやないかUSJ。

大阪市水道局が、城東区内の一戸建ての一般家庭1世帯に、配管工事のミスで工業用水を約6年間にわたり供給していた事が発覚。なんでも、道路漏水事故の修繕工事の際に偶然この配管ミスが発覚したらしい。そもそもの水道設置工事は'96年7月に行われ、配管ミスの上、完了後の水質検査も怠っていたという。水道局、お前もか・・・。それにしても「大阪市」って・・・。

2002年8月13日
韓国、釜山でまもなく行われるアジア大会へのテコンドー選手の派遣を見送る、と日本オリンピック委員会(JOC)が発表。なんでもその理由というのが、日本テコンドー連盟の内部分裂とその対立なのだそう。そんなバカな!そんな理由、選手が可哀想過ぎる!大好きな岡本依子選手の心中を察して胸つぶれる思いだよ。当事者にとってはいろいろ譲れぬ事情もあるのだろうが、外から見れば単なる内輪もめ。グズグズしてたらすぐにアテネ五輪もやってくる。連盟は選手の事を第一に考え、この問題を即解決せよ!せんと側頭部へ左右交互にトルリョチャギ数百発喰らわす!!

2002年8月12日
梅田阪急百貨店の「大食堂」が無くなるらしい。この阪急の大食堂は、日本で初めて食券による前払い制を取り入れ、全国の百貨店大食堂のお手本になった食堂だ。確かに現代の顧客の分衆ニーズには、百貨店大食堂の(というか百貨店そのものの)形態では応えられなくなってるんだけど、いざ無くなるとなってみると、あのなんともいえない雰囲気が惜しくなってくるから人情は勝手なものネ(笑)。
みんなが憧れる商品やライフスタイルのありとあらゆるものが華麗に展示・陳列されていて、いつも冷房や暖房が効いていて、耳に心地良い音楽も流れていて、田舎じゃお目にかかれない綺麗なお姉さんが優しく案内してくれて、エスカレーターやエレベーターに乗れて、屋上にはちょっとした遊園地に観覧車があって、家族連れで1日見てまわっても全然飽きなくて、広大な大食堂のメニューには大人から子供までの食べたい物がなんでも全部あって・・・。俺が子供の頃までは、そんな活気溢れる百貨店が庶民にとっての夢の揺りかごだった時代が確かにあった。(そんな時代の百貨店への憧憬を追体験したい若い人は、天才・高野文子作の漫画「ラッキー嬢ちゃんの新しい仕事」を読めば、なんとなく雰囲気わかります)
阪急の「大食堂」は、「お洒落な女性も気軽に立ち寄れる(←阪急百貨店:談)」顧客ターゲット別に分かれた、イマ風なレストラン群に改装されるんだそうだ。それも楽しみやね。

2002年8月11日
このところ締め切りに追われて、無理して机に張り付きっぱなしだったせいか、持病の腰痛が発症。今度ギャラが入ったら、腰の負担が少ない上等のイスを買おうと決意。

長年愛用してきたデジカメ「QV-10」が突然、液晶に「MEMORY ERROR #3 CONSULT THE OWNER'S MANUAL !」と表示して起動しなくなった(涙)。慌てて、解決策はないかとネットでいろいろ調べてみたところ、「QV-10」のメモリーエラーは「#1」〜「#3」の3種類あり、このうち「#3」が最も重大なクラッシュで、メモリーの内容は99.99999999%の確率で全滅しているらしい。ショック!カメラ自体は、中古で購入して以来、日頃の酷使によく耐えてくれたので、そろそろ寿命でおつかれさん、て感じなんだけど、問題は、まだMacに移してない写真が内蔵メモリーにかなり残ってて、その中に「我が家でのスズメっ子の最近の写真データ(別れの日の写真含む)」があった事。ショォーッック!!もうあの子の笑顔(←笑いません)が見られないと思うと、腰の痛みも倍増ナリ〜・・・(倍痛)。そんなワケで残念ながら、ここ「カクレガ日記」にもスズメっ子写真の掲載が出来なくなってしまいました(涙)。カワイイのいっぱいあったんだけどね・・・。

そんな、心にぽっかり空いた悲しみの穴を埋めてくれるミスター・グッドバーを探して(←ちがう)「Yahoo!オークション」を1日彷徨い、まったく同型のデジカメを、傷心にまかせて1300円でソッコー落札してしまったペットロス&デジカメロス症候群(+ 腰痛)な俺に、ココロある人は励ましのおたよりを出してくれましょう。

2002年8月10日
あの超大作「ベン・ハー」の忘れ得ぬ名優、チャールトン・ヘストン氏が全米に放送されたテレビ番組で、自身がアルツハイマー病に冒されていると公表したそうだ。やがて何もかも忘れ去ってしまう事、自分が自分で無くなってしまいながら生き続ける事への恐怖とはいかばかりか。想像するだけでも身がすくむ。このことを考える度いつも思い出すのが中島敦「山月記」の虎。あと、テレビ漫画「ゲゲゲの鬼太郎」で「地相眼」になってしまう青年。

USJ「今日も今日とて不祥事発覚」のコーナー!さて今日の発覚は?昨年7月、大阪府が火薬を使う4つのアトラクションの立ち入り検査を行った際、先日、火薬の超過使用などが問題になった『ハリウッド・マジック』のショーだけが突然中止され、検査を免れていた事がハッカク。この検査逃れから判るのは、例の火薬の超過使用が、出入り業者のせいでも、うっかりミスでもなく、USJの確信犯的犯行だったという事ですな。あいかわらずの悪質ぶりですな〜。コケにされた形の大阪府はおかんむり。「大阪府 vs USJ(= 大阪市)」のバトル勃発か?(←すっかり面白がっている)

2002年8月8日
心配してた親友からメールが入る。少し事情の説明が書いてあった。細かい事はわからないけど、とにかく希望を持って、負けずにがんばって欲しい。俺はいつまでも味方だし、いつでも応援してるからな!

2002年8月7日
この猛暑の中、なぜか多摩川に子供のアザラシが迷いこんでいるのが発見された。この子はアゴヒゲアザラシって種で、主な棲息圏は北極海らしい。なんでこんな場所に来ちゃったんだろうかー?何か天変地異の前触れでなきゃいいけど。

2002年8月6日
あいかわらず親友と連絡とれず。メールに返事なく、電話しても出ない。暗澹たる気分で過ごす。

2002年8月5日
「住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)」が稼動。案の定、全国津々浦々でシステム障害などが発生しているもよう。こんなのに大事な個人情報任せるのかと思うと心底頼りない・・・。

2002年8月4日
親友から、かなりショックな内容のメールが届く。大丈夫なのか、心配で仕事手につかず。

2002年8月3日
地球の形は、自転の影響から、少しだけ赤道方向に平たい楕円体だという事は広く知られているが、実は少しづつ形を変えて真球体へと近づきつつあった。ところがNASAの観測で、地球が4年前から再びしだいに南北にひしゃげ始めていると判明したんだそうな。このまま楕円体化が進行して地球のウエストがドンドン太くなるってえと、地表での、自転による遠心力の引力への影響がより大きくなって、見かけの重量が少し軽くなったりする(赤道に近づくほど効果的)んじゃないか?こりゃダイエットにお悩みの向きにゃ朗報だね〜(全然ちがう)。

2002年8月2日
'04年から1万円、5千円、千円の各紙幣がデザイン一新されるらしい。お札表面の肖像画は、1万円の福沢諭吉はそのままだが、千円には野口英世、5千円には樋口一葉が登場する。なかなかヨイ人選ではないでしょーか。女性がお札の肖像画になるのは日本初なんだそうだ。遅れてたのネ、日本の貨幣界は。(←そんな界、あるか知らんけども)

2002年8月1日
USJ「今日の不祥事発覚」のコーナー!アトラクション「ハリウッド・マジック」で、大阪府の許可した分量を大幅に上回る分量の火薬を使用していた事が発覚。開業時から計280回のショーで1回平均約3kg多く火薬を使っており、使用総量は本来の約6.6tを上回る約7.6tだった。当然、倉庫の火薬は保管許可量を超えており、使用火薬量を記載した日報には虚偽の記載をしていた。また別のアトラクション「ウォーターワールド」でも、申請した物とは違う種類の火薬を無許可使用していた事が発覚。
昨日は、火薬類取締法などに基づいて、大阪府、府警、大阪市消防局が立ち入り検査を行ったため、これらのアトラクションは中止。この日のお客さんはホント気の毒だが、まあ緊迫感溢れる珍しいアトラクションが見られたと思えば思えない事もないかも知れない(毒)。

それにしても、もーここまで来たら度重なる不祥事に愛想尽かして勤務に対するモチベーション下がりまくりの社員やバイトから、どんなリーク情報が漏れ出してきてもおかしくない事態に陥っておりますUSJ。俺もだんだん感覚マヒしてきて、なんか新しい不祥事発覚が楽しみなような気がしてきつつあるような感じがしないでもない今日この頃。

2002年7月31日
ここ数日考えに考え、台風に遭わないようにと週間天気予報を検討して決めたウチのスズメっ子の放鳥Xデー、それが今日だった。最初はハゲっちょろけのヒナで、歩くのも千鳥足(笑)だったのが、やがて羽毛も生え揃いクチバシの黄色いのもほとんど無くなると野生が目覚めてきて、隙あらば人間の黒目を狙って執拗に攻撃を仕掛けてくる、超デインジャーな若鳥に立派に成長してくれました。
思い起こせばペットの小鳥とは違って気の荒いスズメのこと、突つかれ噛まれ耳にクチバシ突っ込まれたまま「ピー!!」と叫ばれたりなんかもされつつ、日々、飛行訓練、砂浴び訓練、水浴び訓練、エサ皮剥き訓練、などにいそしみ、最後の2週間は、日ごとに少しづつ時間を延ばしながら鳥カゴを軒先に吊るして屋外の環境に慣らしていって、庭に来る野生スズメたちに仲間と認識してもらえるようにはからった。これらはおおむね成功してスムーズにいったようだ。

早朝5時、意を決して鳥カゴを持って庭に出て、カゴの針金で出来たスライド扉を引っ張り上げて開けてやると同時に、スズメっ子は勢い良くパーッと飛び立った。一瞬、いつものように俺の肩に止まるような素振りを見せたスズメっ子だったが、俺の頭の上をクルッとひと回りすると、野生スズメたちがチュンチュンたむろする木々に方向を定め、「お前こんなに飛べたんか!」と驚くような猛スピードで一直線に飛び去って見えなくなってしまった。もうちょっと別れを惜しんでくれるかと思ったけど、あっという間だったっす。別れはいつもあっという間だよな。さよならだけが人生さ。仲間と仲良く上手くやれ、俺みたいな逸れ者になんなよ。くれぐれもネコやカラスに気をつけろ。どうか元気で長生きして、いつでもウチの庭に遊びに来いよ。そしていつかお前の子供を連れて顔見せに来てくれ。これからの暮らしは厳しいが、お前はもう自由だ。幸運を祈る!がんばれよ!!

おわび:やむを得ぬ事情で、そんなスズメっ子の写真の数々は掲載出来ませんでした。
    そのワケは・・・、それはまた別の物語・・・(涙)。

2002年7月29日
USJ「今日の不祥事発覚」のコーナー。園内の水飲み器に工業用水を配管していた問題も記憶に新しいのだが、市保健所の水質検査によれば、現在も入場客が使用している水飲み器で基準値を超える一般細菌が検出されているらしい。同社の度重なる管理不備に対し、水道法違反で始末書の提出が求められた。

それにしても夏休み直前から急に始まったこの不祥事発覚ラッシュ・・・。タイミング的にみて、商売敵のスパイの仕事なのだったりして。・・・さてはネズミが忍び込んだか(笑)?でもこれほど全く不祥事のネタが尽きない程までに内部が腐ってたとは当の忍ネズミも思わんかっただろうね。

2002年7月28日
購入以来5年にわたる酷使に耐えた携帯電話「DP-184」をついに手放し機種変更した。手続きのため手渡したマイ携帯を見たJ-PHONEの販売員さんが「関西デジタルホン!まだコレ現役で使ってましたか!」などと大袈裟に驚いたせいで、あたりにいた数人の女子高生らしき客が寄って来て「こんなケータイ見たときない」「なにこれー」などと口々に言うので、チョト凹む・・・。新しい機種はメタリックグレイの「J-K51」に決定。ポイント溜まりまくってたので激安価格で購入できました。
後で気付いたが、この携帯電話も昨日買ったレコードプレーヤーもケンウッド製だ。近頃経営不振が伝えられる同社の売り上げにドカッと貢献しちゃったね、どうも。

お上が国民全員に11ケタの通し番号を振って管理してしまおう、という例の「住民基本台帳ネットワーク」。ウチにも来ました、住民票コードの通知が役場から。「あなたの名前はこれから『国民番号第○○○○番』です」なんて言われてるようで、やっぱり、なんだかあんまり気味の良い物じゃないねえ、こういうのは。俺のが語呂合わせで憶えやすい番号だったのが不幸中の幸いか。

2002年7月27日
ヨドバシカメラ&ソフマップのDMに同封されて来た気合いの入った量のクーポン券の束を使いまくるべく、俺としては異例に「買う気満々」で梅田へ突撃買い物ツアー決行。
まずはヨドバシにて、ナナオの17インチCRT「FlexScan T566」を購入。これでやっとせせこましい画面でチマチマDirectorムービー作ったり高解像度の画像をスクロールしたりするストレスから解放される(嬉)。ちゅうか今まで15インチCRTで仕事してたのが無茶なだけかも知れんけどネ。液晶ディスプレイは場所取らないし目にも良さそうなんだけど、発色の問題と、なにより価格面で今回はパス。
次にレコードプレーヤー「KENWOOD P-110」をゲット。購入の決め手は省スペース設計。なので、LPをかける時レコードがプレーヤー左と手前に3〜4cmずつハミ出るのは目をつむる。ホントは音質重視でドッシリ大きいのが欲しかったけど、なんせ俺の部屋にはもう空いてる場所がチョトしか無いので。
そしてソフマップでは、限定奉仕品だった内蔵用ハードディスク「Seagate BARRACUDA ST380021A 80GB」バルクを、さらにクーポン券でほぼピッタリ1割引いてメチャ安購入(鬼客)。
今日は1日じっくり時間をかけ、店鋪をくまなく巡って値段を見比べ、各クーポン券の使用可能額ギリギリの商品選びをして、最大限の値引率で本当に必要なモノだけを厳選して買い物することが出来ました。余分な衝動買い一切無し!まさにデフレ・スパイラル時代の申し子な俺!(←単なる貧乏かと)

2002年7月26日
ヨシロー大好物の「キスチョコ(KISSES MILK CHOCOLATE)」でおなじみの米食品大手HERSHEY'S」が会社身売りのピンチを迎えているらしい。これは一大事である〜。「HERSHEY'S」といえば俺が子供の頃の憧れの会社。その頃は今と違って、外国製のお菓子なんて大都会の百貨店でしか売ってなかった(今じゃ全国の駅売店でも売ってるよね)。でもウチの田舎の村はアメリカ移住者がけっこういて帰省のおみやげに持ち込むので、外国のお菓子が珍しくなかった。ポップコーンにキャラメルかけてガチガチに固めたヤツ、小さな箱詰めの干し葡萄、消しゴムみたいなゼリービーンズなどなど、お世辞にも美味しいとは言えないそれらお菓子群の中で、そのチョコレートの濃厚な味の美味しさは際立っていた。日本製のチョコなんてこれに比べりゃヘナチョコ(←子供心にオヤジギャグ)なのだった。
一方、会社としての「HERSHEY'S」にもなかなか魅力的な逸話がある。創業者のミルトン・ハーシー氏は、この会社を設立する際、当時(1894年)としては進んだ経営思想で、従業員のための公園や劇場、病院まで併設した。さらに、子供に恵まれなかったハーシー夫妻は、孤児のための学校施設も創立する。またミルトン氏は妻の死後、自らが持つ全株式(現在では全HERSHEY'S株の31.4%)をこのスクールに寄付している。今も本社所在地のペンシルベニア州には、チョコレートの原材料にちなんだ名前の「ココア通り」や「カラカス通り」などがある「チョコレート・タウン」という街が存在し、「世界で最も甘い場所」と呼ばれているんだそうだ。まさにジーン・ワイルダー主演の「夢のチョコレート工場(この映画必見)」そのものでしょ。頼む!いつか俺が訪問するまで無くなんないでくれー!(←いつになるやら)

USJ「今日の不祥事発覚」のコーナー。「ジョーズ」「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」などの人気アトラクションで使っている3つの人工池を中心に、計8カ所で海水浴場の環境基準の約24倍の大腸菌群が検出され、うち4カ所では公衆浴場の指針値の10倍のレジオネラ菌も検出された。問題なのは、この検査が行われた昨年9月から「3月をメドに改善する」とUSJが回答した今年2月まで、半年近くもそのまま現状放置した事。現在は改善されているらしいが、この危機意識の無さというかニブさはもー救い難い。やっぱり所詮第3セクターの商売って事でしょうか(情無)。
さらに、オープン前の不祥事、「'00年9月の開設から11月14日に気付くまでの間、社員食堂の厨房にエアコン用冷却水が配管されていた事」と、そのため行われた配管の再工事は単なる工事ミスの修正だとして具体的内容を伏せ「食事や飲み水に錆び止め薬を混ぜたエアコン用水が混入していたという事実を、社員や給食担当の出入り業者に告知していなかった事」と、もちろん「保健所への報告はバックレた事」もバレました。うへえぇー(声失)。

2002年7月25日
中国遼寧省で約1億3千年前の地層から恐竜と鳥類の中間的動物の化石が発見された。ジェホロルニス(Jeholornis prima)と名付けられたこの鳥(?)翼を広げると約1mの大きさで、それに比べて尻尾が50cmと長いのが特徴。有名な「始祖鳥」よりも現在の鳥類に近い発達した身体の構造を持ち、飛行能力はより高い。逆に始祖鳥より尾が長いという点では、より恐竜に近いともいえる不思議な動物だ。胃の部分に直径約1cmの植物の種が50個以上あり、主食が種だった事もわかった。合わせて発表された想像図の、オオトカゲとクジャクを足して2で割ったような姿がカッチョイイ!この鳥、飼いたい!
・・・というワケで、< その姿をコッソリ見る >

2002年7月24日
USJ今日も新たな不祥事発覚。ネタまだまだつきません(呆)。なんでも今回の件は、例の水飲み器への工業用水供給問題に関連したものらしい。市保健所による23日の立ち入り検査でUSJが示した昨年9月の8回の水質検査の記録で、残留塩素濃度がすべて(つまり問題となった水飲み器も)飲用水に求められる基準内の「0.1」となっていて、これを不審に思った保健所から「工業用水でこの数値は考えらない」と指摘された事で、過去の記録ねつ造までうっかりイモづる発覚したといういきさつ(怒笑)。これに対してUSJは翌24日になってやっと「検査機器の操作ミス。一回毎に行なうべき測定器の洗浄を怠っていたため」と回答した。でも、この不自然で言い訳にすらなってない苦しい言い訳を誰が信じるというのか。仮にこの回答を信じて「検査機器の操作ミス」だったとしても全く酷い話なのだが、どう考えても真相はちゃんとした水質検査なんてロクロクやってなかったって事だろう。こうなると工業用水引っ張ってたのは問題になった水飲み器1基だけとは到底思えない展開となってまいりました・・・(澱怒)。なのにこの状況でUSJは「園内全ての配管と水質の調査をし問題はない」などと言い張るばかり。ウソつけコノヤロー、その反省無き態度がムカつく!施設内の水まわり全部1からやり直しじゃボケー!パン買うて来い!(←怒りで混乱している)

2002年7月23日
オーストラリア、タスマニア島ホバートの浜辺で、全長18m、体重250kgというチョー巨大イカの死骸が発見された。この巨大イカは、鋼鉄製のケーブルをも噛み切れる歯と、動物の中でも最大級となる直径45cmもの大きな目を持っている。オーストラリア沿岸部の、水深500mより深いところに生息すると考えられている。今回見つかったのと似たようなサイズの巨大イカは、これまで'86年と'91年に同島の沿岸部で見つかっているが、その生態はまだほとんどわかっておらず、やっと最近になって生殖の様子がわかった程度だという。またクジラを攻撃して食べるのではないかとも考えられている。ただし今回のこの巨大イカに関しては、8本の足に長くて薄いフラップ状の筋肉がついているなど独特の構造を持ち、新種の可能性も高い。調査の後この死骸を展示する博物館の主任学芸員によると「食べてもアンモニアを大量に含んでいるため床を掃除する薬剤のような味がする」んだそうだ。 うげえ。

またまたUSJが「ありえない級」の不祥事。今度は遊園地内の水飲み器に、誤って工業用水のパイプを配管してたのが発覚。昨年3月から9ヶ月間にわたって殺菌処理していない工業用水が飲料用として給水されていたらしい。ケシカランことに、USJ側はこの事をとっくに認識してたくせにシカトこいて一切の報告義務をブッちぎってた。さらにケシカランのは、通り一遍の詫びの後いけしゃあしゃあと「来場者から体調を崩したという訴えはなかった。水飲み器は屋外にあり、市への報告義務はないと判断した」などと付け加えられるイカれた神経(憤怒)。責任者連中は一生工業用水飲んで暮らして詫びろ!

2002年7月22日
田辺製薬アスパラドリンクの「1本いっとく?」のTVCMでおなじみだったイラン人タレントでボディービルダー「ハニホー・ヘニハー」こと「エイビ・ババイー」こと「カリリ・ファ・エブラヒム」氏が(どれが本名やねん!)、出入国管理法違反で逮捕された。11年間もの不法滞在がバレたため。あーあ、有名んなっちゃったばっかりにねえ・・・。

2002年7月20日
「PRIDE 21」をテレビ観戦。メイン「高山善広 vs ドン・フライ」は、開始直後から両者足を止めての凄絶な殴り合いとなった。あっという間に両者の顔面は血まみれに。パンチではやはりフライ選手が勝る。高山選手もスープレックス、ニーリフトで反撃するが単発で後が続かない。再びフライ選手がパンチで猛ラッシュをかけたところで、高山選手にドクターチェックが入る。試合再開後も両者が防御技術を無視したかのように激しく殴り合う展開は変わらず。結局フライ選手がマウントを取ってパンチ連打に持ち込んだところでレフェリーストップ。壮絶なTKO決着となった。高山選手の顔はデコボコに腫れ上がって人相変わってしまってた(怖)。う〜ん、スゴかったけど、これは総合格闘技の試合なのか・・・。

この日もう1つ印象に残った試合は「田村潔司 vs ボブ・サップ」。身長2m、体重170kgの筋肉怪獣サップ選手に対して、田村選手が80kgもの体重差を、キャリア、テクニックでいかに克服するか?という点が興味の中心だった。だがゴングと同時に猛然とダッシュしたサップ選手が田村選手をのど輪でロープ際に押し込み強烈な右フック一発!ダウンした田村選手に、ちょっとやそっとのガードなんぞまったく通じないと思われる重たいパンチを上からドカンドカンと連打。セコンドが慌ててタオルを投入し、サップ選手はまさかの秒殺TKO勝ち。この凄まじい突進力、そして、大きな体重差のハンデがあったとはいえあの田村潔司に何もさせないとは、ただの大男じゃないぞボブ・サップ・・・(驚)。

それはそうと、この日のカードもそうだったように、どんどん「プロレス化」してゆく昨今の「PRIDE」「K-1」。俺みたいにプロレスOKなファンはいいけど、もっとスポーツライクなリアルファイトを期待するファンには、この流れはちょっと不満あるカモネ。

2002年7月19日
テレビで映画「耳をすませば」を観る。ジブリの作品ではこの映画がいちばん好きだ。

東京で行われたテコンドーW杯(やってたんですね日本で)で、女子67kg級の岡本依子選手が銀メダル獲得!やったぜ我らが門真の星!

2002年7月18日
女優の戸川京子さんが自宅マンションで自殺した。突然のニュースに絶句・・・。

2002年7月16日
スズメっ子放鳥トレーニング第2段階「あしたのためのその2」。ウチの庭は、飼ってるウコッケイのエサのおこぼれをついばみに、野生のスズメがたくさん訪れる。彼らにウチのスズメっ子を仲間と認識してもらわなくては放鳥も上手くいかないだろう。野生スズメたちと馴染ませるために、庭に面した軒下に、スズメがよく集まる早朝と夕方、鳥カゴを吊るしてお見合いさせる事にした。これが効果てきめん。スズメっ子は自分からさかんに鳴いて、野生スズメたちとコミュニケーションをはかろうとしているようだった。これを数日続けて慣らせば、意外とスムーズに放鳥できるかも知れない。ただ、カゴを表に出す以上、近所のネコたちには充分気をつけなくては・・・。

サッカーW杯の閉会式で会場の横浜国際総合競技場に舞った折り鶴が、某ネットオークションで出品されており、100〜2500円程度の値で落札もされているらしい。折り鶴は全国の小中学生らが折った約270万羽の一部。なんでも金に替えちゃって〜。ガツガツすんなよなーまったく(恥笑)。

2002年7月15日
航空宇宙技術研究所が開発をめざす「コンコルドの3倍の乗客を乗せ、コンコルドのマッハ2を軽く凌ぐスピードで飛び、騒音は現在のジャンボなみ」という次世代超音速旅客機。その超音速旅客機の小型実験機での初の飛行実験がオーストラリアで行われたのだが、この実験が大失敗に終わった。打ち上げ直後に実験機本体が推進用ロケットから脱落、落下してしまい、さらにロケットはそのまま砂漠に墜落して爆発。10億円以上もの予算をかけた大プロジェクトが、たった13秒で霧散してしまった。関係者一同、このうえないほど凹んでいると思われますが、どうか再起してチャレンジして欲しいっす。でも個人的には、超音速の航空機が実用化されても、それに乗る根性は無いなあ。<その失敗のようすをナイショで見る>

これまで最古の人類の祖先とされていた猿人よりさらに100万年古い時代の、700万年前の猿人化石がアフリカのチャド共和国で発見された。人類の歴史の始まりってどんどん時代をさかのぼってますが、う〜ん、でも猿から猿人へ変化した瞬間って、進化の過程のどこで線引きするんだろうか〜(謎)。

2002年7月14日
梅田バナナホールにて「大西ユカリと新世界」のライブ。バナナホールに着いてみると、すでに路上は、このハコにこの人数が入りきれるのかと心配になるほどの開場待ちの客でものすごい人込み。このところのユカリさんの猛烈な人気のほどがうかがえる。客層はまさに老若男女で、普段ライブなんて観ないような、いかにも主婦っぽい雰囲気の中年女性の姿も目立つ。ラジオ番組のファンなのかも。

開演時刻を30分ばかり過ぎてギュウ詰めの観客がじれ始めた頃、やっと場内が暗転。期待の拍手に迎えられて登場したユカリ姐さん、ゴーキャッツ、新世界の面々はなんとドレス・礼服着用の装い。簡単に挨拶をすませるとすぐにステージを後にしてしまった。しばしあっけにとられていると、場内が再び暗転し、ステージ奥のスクリーンに映像が映し出された。怒濤の荒海。岩に激しく波がぶつかり弾け飛ぶ飛沫。その荒海に重なって三角マークのロゴがせり出して来る。どこかで見たようなオープニングだが、ロゴの文字は「大西」である。超満員の観客は大拍手、大爆笑。さきほどメンバーが正装で登場したのは、あれはつまりこの映画の「舞台挨拶」だったワケやね。・・・って、んなモンわかるかい(笑)!画面には「情熱の花(予告編)」と、激しい筆致でしたためられたタイトルがどーんと。そして始まる架空の映画の予告編は、新世界メンバー総出演による、古き良き時代の仁侠映画風味。緊迫した画面構成&BGMと、シロート役者ならではのユル〜い演技(演ってる本人、大真面目)とのギャップが場内の爆笑を誘う。

「情熱の花」の上映が終わるといよいよ新世界の登場。いつものようにオルガンのマンボ松本氏がハイテンションなキャバレー調MCで、モッズ風の衣装に身を包んだユカリさんとゴーキャッツを呼び込む。ノリノリのR&Bでシャウトしまくり、名曲「恋の味」を濃〜厚〜に熱唱、そして三好さんの繊細なアコースティック・ギター1本をバックにフォーク風で、とユカリさんの歌唱は今宵も縦横無尽である。ダンサーの2人、ゴーキャッツも相変わらず元気なキャワイイ振り付けでステージに花を添え、愛嬌をふりまく。
メンバー紹介の後、ゲストのエディ片山氏が登場。しかしこのエディ氏、歌詞は覚えてないわ、歌の途中に私語するわ、前列の女性客に声援や握手を強要するわ、バンドに果てしなくリフレインを要求するわ、水玉ブラウスにパンタロンという衣装に着替えて登場のユカリさんにベタベタ引っ付いてセクハラするわ、と傍若無人の活躍ぶり。あげく客席へのダイブを試み、これを制止するユカリさんは顔がマジに。段取りを無視していつまでもステージを占拠し続ける彼をとうとうふん掴まえて楽屋へ連行し、やがて息を切らして戻って来たユカリ姐さんの「覚えとれよ、エディ!」の一言にまた場内大爆笑。
再び平和が訪れたステージ上で、おなじみのレパートリーを数曲唄った後、耳に憶えのある懐かしいイントロが始まった。バレーボールを題材にした往年のスポ根ドラマ「サインはV」の主題歌だ。間奏の長〜いリフレインの間に、ユカリさん&ゴーキャッツの3人があろうことかブルマー姿に着替えて登場!体操服の胸には「大西」と書かれた大きな名札が縫い付けられていて、なんだか妙にリアルな具合である。この捨て身の攻撃に場内は一気にヒートアップ。♪V・I・C・T・OR〜Y〜、サイン〜は〜、ブイ!!♪の大合唱で観客の興奮が最高潮に達する中、第1部が終了。

第2部は、ラメラメシャツにベルボトム、アフロヘアーといういでたちで登場したユカリさんとゴーキャッツ。数曲の熱唱の後、なぜかラジオ体操の時間となった。ユカリ姐さんの指導で、素直にオリジナル振付の体操に興じる超満員の観客たち。もちろん俺もやりましたとも(恥)。身体がほぐれ、気分が変わったところで新曲「暗い日曜日」が披露される。原曲は伝説のシャンソンなんだけど、この曲の新世界ならではのアレンジはめっちゃカッコイイ!そして毎回しゃべくりのネタが変わる「天使の憂鬱〜恋のサバイバル」。イマドキ話題の「汚ギャル」を嘆くオカンに扮しての見事なボヤキ節は今回も絶品。笑い過ぎで腹イタイ。続いて朱里エイコの「北国行きで」、青山ミチの「ミッチー音頭」と名曲のカバーをたたみかける。「(大西)♪まっちに出よーうよっ♪」「(客)ハイハーイ」「(大西)♪わっかーいーかーぜっ♪」「(客)イェイイェーイ」と観客とのコール&レスポンスも絶好調。間奏ではトンガリメガネにソロバン鳴らして「♪アナタのお名前なんてーのー?♪」と往年のトニー谷に変身してみせる。観客の興奮と狂乱が絶頂に達する中、とうとう第2部も終了。

鳴り止まぬアンコールの拍手に応えてステージに戻ったユカリさん&ゴーキャッツは、往年の「女囚701さそり(梶芽衣子主演)」を彷佛とさせる囚人服姿での登場。今日のライブの間じゅう、すし詰め状態の観客の健康状態を気づかっていたユカリさん、この超大入り満員に感極まってかつい涙ぐみ、歌がつまってしまう場面も。そしてラストの曲は代表作「雨の日のあやまち」。最後まで力強いシャウトで歌い上げ、感動のうちにライブの幕は閉じたのだった。
過ぎた時代や楽曲への慈しみをも感じさせる迫力のボーカル、大阪の匂いのしみついたコテコテのしゃべくり、そしてお客さんに対する細やかな心配りをいつも忘れない大西ユカリ。今や堂々たるエンターテイナーぶりを見せつけてくれた今日のステージだった。

関係ないけど今日のライブですごーく残念な事があった。それは観客の中に、演奏の最中だというのにずっと携帯電話でメール打ってるコや、出演者が話してるのに聞いてなくて自分たちのおしゃべり(私語)で盛り上がって笑い声あげたりするコたちがたくさんいた事。「金払ってんだから何しようと勝手じゃん」なんて思ってるんだろうか。他の客や出演者に対する最低限のマナーは守って欲しいよねえ・・・。

2002年7月12日
ニューヨーク州立大の分子生物学の研究グループが人工的にポリオウイルスを合成することに成功したらしい。一からDNAを手作り合成して完全なウイルスを作り上げたのは史上初。ゲノム解析の成果はもうここまできてるんやねー。このぶんだと人工生命も出来ちゃうなあ・・・。軍事目的、バイオテロなんかへの悪用がコワッ。

2002年7月11日
すっかりスズメらしく逞しくなってきたウチのスズメっ子。そろそろ放鳥のタイミングを真剣に考えてやらなきゃいけない。段階的に屋外の環境に慣らすためのトレーニングを開始することにした。まずは第1段階「あしたのためのその1」。手のひらの中にスズメっ子を包み、サッシ窓を開けて網戸越しに(エアコンかけられなくて暑いんだけど)、庭に集まるスズメや野鳥の姿を見せ、声を聞かせる。最初の内は、怖いのかイヤがって身をよじり、手の中から逃れようと暴れたが、そのうち鳥の声に反応して、じっと聞き入るような仕草を見せた。やがて、聞こえて来るさえずりに返事でもするかのように、いつもの「ピーピー」いうだけの単純な鳴き方とは明らかに違う、もっと複雑な鳴き方でしばらく鳴き続けた。この様子なら、上手くいきそうだ。責任持って、絶対仲間の所へ返してやるからな!

2002年7月10日
賞味期限切れ食品の使用問題が発覚したてホヤホヤのUSJで、直営レストラン「パークサイドグリル」床下の汚水管が破裂して汚水が地下室に流入する事故。ここにあったジュース類のタンクも汚水まみれになってしまったらしい。ていうか、ありえへんやん、こんな事故!汚水が漏れて食品に混入て建モンどんな設計じゃ!まったくナッチョラン(激怒)!!事故発生から発覚までの間に、このタンクから飲み物がサーブされなかった事を祈るばかりだ。

巨大でシュールな住宅展示場と成り果ててしまった大阪球場に続き、今となっては懐かしの「阪急ブレーブス」本拠地だった西宮球場が閉鎖されるらしい(惜)。近鉄グループが劇場や歌劇団を切り捨ててプロ野球チームを残した事と、阪急グループが野球関連事業や遊園地を切り捨てて歌劇団を守った事とは、好対照で興味深い。同じ関西、限りあるパイを喰い合うカブったネタは整理しよやないか、ちゅう暗黙のナニがあるのかも知んないねえ。

2002年7月8日
羽毛の具合もしだいにヒナっぽさが抜けて、どことなく大人らしいシルエットになってきたウチのスズメっ子。近ごろはだんだんと行動に狂暴性が加わってきて、スキあらば俺の目玉や耳たぶに食いつこうとするので油断できない。力も強くなってきたので、突つかれるとけっこう痛いのだ。叱っても、怯むどころか身体を膨らませ嘴をカタカタ鳴らして威嚇してくるヤンチャぶり。こいつきっとオスなんだろうなあ。
今日、好物のキスチョコ(HERSHEY'S)を食べてる時ふと思いつき、包んでる銀紙を直径1cmくらいに丸めてボールを作り、スズメっ子に与えてみた。すると、つついたり、噛み付いたり、自分のほうへ転がって来て慌てて逃げたり、夢中になってボール遊びをし始めた。「俺に危害を加える」以外の遊びを気に入ってくれて、すこぶるありがてえー(笑)。

2002年7月5日
サッカー日本代表の次期監督がジーコ氏に決定。くるべきとこへきたって感じですな。がんばってもらい鯛。

2002年7月4日
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のレストランで、去年6月から今年2月の間に、賞味期限が1〜9ヶ月も過ぎた食材を48品目も使用していた事が発覚。関西圏の大規模遊興施設としては完全一人勝ち状態のUSJ、そろそろ慢心が見られますね(怒)。

2002年7月2日
扇町ミュージアムスクエア、近鉄劇場、近鉄小劇場、が相次いで閉鎖を決めた。ここ大阪でも、バブル期のチョーシこいた企業メセナが崩壊しまくっとります。どうやら近鉄グループは、芸術、芸能関係の事業から手を引いちゃうみたいやね。寂しいっすね(凹)。

2002年6月30日
'93年のJリーグ創設以降の、あの一部サポーターやマスコミ・芸能人の大騒ぎのチャラチャラ感がどーしても嫌で、以来サッカーに対して素直な目を持てずにきたこの俺をして、ここまで毎日テレビの試合中継に釘付けとせしめた日韓共催サッカーW杯も、いよいよ今日が決勝。「ブラジル vs ドイツ」の一戦は、序盤こそドイツがボールをやや支配したものの、やがてブラジルが攻めに攻める展開となった。GKカーン選手もロナウド選手のシュートを何度も止めるなどファインセーブを連発するが、ドイツはブラジルの多彩な波状攻撃を防ぐ事に手一杯となり、なかなか攻撃に回れなくなってしまった。そんな中、後半開始早々、続けざまにドイツにチャンスが訪れる。だが、CKからのイエレミース選手のヘディングシュートはDFに阻止され、そのすぐ後のノイビル選手の約30mFK直接シュートはゴール右ポストを叩く。どちらもゴールネットを揺らすには至らなかった。ブラジルの猛攻は勢いを増す。そして22分、リバウド選手がミドルシュート。このGK正面のボールを名手カーン選手がはじいてしまった。まさかのミス!これを見逃さず走り込んだロナウド選手が押し込むようにシュート!ブラジルが先制点をあげた。このあたりでドイツ選手の動きにはかなり疲れが見え始めている。34分にブラジルが見せた攻撃は鮮やかだった。カフー選手がDFを引きつける間をクレベルソン選手がドリブルで右サイドを走り抜けて出したクロスをリバウド選手がスルー、これをロナウド選手が1度止め、GKの動きを見てゴール右へ確実に蹴り込んだ。個人技だけのチームではない事を見せつける、この流れるような連係攻撃には、さすがのカーン選手も為す術無し。その後も最後までブラジルが攻め手を緩める事なく、終わってみれば2-0でブラジルの完勝だった。地区予選でのショボい成績がウソのような今日のブラジル代表チームの強さはまさに世界一にふさわしかった。おめでとー、ビバ・ブラジール(なんだそれ)!
試合終了後、ゴールポストにもたれかかったカーン選手が、チームメイトや監督、コリーナ主審にうながされるまで立ち上がろうとしなかった様子は痛々しかったー。俺も心で男泣きっすよ、もう。

2002年6月29日
世間のサッカー騒動の中、ひそかに継続中だった阪神タイガースの長期連敗が「」でストップ(笑)。

今日のW杯TV観戦は3位決定戦「韓国 vs トルコ」。俺としてはどっちを応援したらいいのか微妙な対戦だ。開始直後、トルコはハカンシュキュル選手がいきなり先制の「秒殺」ゴール。これに対して韓国も前半9分李乙容選手が約20mのFKを放り込んですぐに反撃する。試合は序盤から激しいドツキ合いの様相。その後は今大会初の先発出場のイルハン選手が大活躍し、続けざまに2ゴールを決める。前半終わって1-3。このままトルコが楽々逃げ切るかと思われた。だが驚異的な持久力を誇る今大会の韓国、やはりここからが強かった。後半に入ると猛然とラッシュ、ジャンジャンバリバリとシュートを打ちまくる。トルコも必死の防戦でなんとか最後の一線は越えさせない。ロスタイムに入り、ドリブルで上がった栄鍾国選手がゴール左隅へミドルシュートを決めて1点差に詰め寄ったが反撃もここまで。2-3でトルコがW杯3位を勝ち取った。韓国負けちゃったけど、真っ赤っ赤のサポーター軍団は笑顔で両軍選手の健闘を讃えていてイイ感じ。韓国は歴史のからみもあってトルコって国に好印象持ってるんだよね。もし今日の対戦相手が日本だったら・・・、いやいやそれは考えるまい(笑)。とにかく、激しく面白いイイ勝負でした。

朝鮮半島西岸沖の黄海で韓国と北朝鮮の海軍の間で砲撃戦が勃発、両軍に多数の被害、死傷者が出たらしい。よりによってなぜ今?韓国の兵士が38度線で、W杯での快進撃を北朝鮮の兵士にジェスチャーの合図で送ったら、祝福のジェスチャーが返ってきた、なんて胸に迫るニュースも報じられていたというのに・・・。まさかサッカーで盛り上がった気分に冷水ぶっかける目的でもないだろうけど(暗)。

2002年6月28日
今年で創立80周年を迎えるOSK日本歌劇団が来春解散の危機を迎えている。親会社の近鉄が資金提供を停止するため、スポンサーが見つからない場合、解散せざるを得ないとの事。レビュー全盛の時代は、宝塚歌劇団、SKD(松竹歌劇団:'96年に解散)と並び称され、俺の大好きな歌手・笠置シズ子さん(お店で唄ってた頃彼女の持ち歌をよく演りました)や、名優京マチ子さんら多くのスターを生みました。現在でも、ダンス(とくに群舞)のレベルの高さでは宝塚を凌ぐと言われているらしい。ホントもったいないですね。役者さんたちの今後が心配になります。

2002年6月26日
庭で立派なナスビが採れました。<ではベティさんにそのナスビを紹介してもらいましょう>

W杯準決勝もう1試合は「ブラジル vs トルコ」。生まれ故郷の町がトルコと縁が深い事もあって俺の気持ちはぐっとトルコ寄り。それにベリーダンスの本場でもあることだし(なんじゃそりゃ)。1次リーグの対戦がかなりの接戦だった事、ブラジルの主力の1人ロナウジーニョ選手が出場停止な事を考えるとトルコに充分勝機ありと思われた。しかしフタを開けてみれば、序盤こそトルコがペースを握る場面もあったものの、徐々にブラジルが巧みな個人技を駆使して攻めに攻める展開に移行。トルコも時折逆襲のカウンターを狙うが攻撃は単発に終わり、後が続かない。ブラジルの多才な攻撃に翻弄され、なんとかゴールを守る事で青息吐息といった様子だ。まさに「攻撃こそ最大の防御」を地でいくブラジルの戦法・・・、ていうかこれしかない(或いは必要ない)んやろね。トルコもよく守って持ち堪えていたが、後半開始早々「好き好んでシトシトピッチャン大五郎みたいな変な髪型何故だ!」なロナウド選手が左サイドをドリブルで猛然と上がり、走りながらそのままの足さばきで素早くポーンとトーキック。このノーモーションからのシュートにはさすがのトルコ守護神GKリシュトゥ選手も反応が遅れて止められず、ついに先制点が入った。その後トルコも猛反撃をみせたものの結局ゴールは奪えず、1-0でブラジルが決勝進出を決めた。ブラジルは尻上がりに調子が上がってきてる。いや〜、トルコも強いんだけど、それでも勝てる感じじゃなかった。
いよいよ 決勝、果たしてドイツのGKカーン選手ならこの攻撃を防ぎきれるのか?

2002年6月25日
サッカーW杯もいよいよ大詰めの「韓国 vs ドイツ」をTV観戦。疑惑のジャッジ問題がなにかと物議を醸すなか、今日は「偶然」全員が欧州の審判なのだそうだ(笑)。これが決まるまで舞台裏で飛び交った韓国・ドイツ両陣営さまざまな思惑や打々発止のヤリ合いに思いをはせるのもまた楽し。
試合は、堅守ドイツの象徴GKカーン選手がまたまた大活躍。開始早々に右サイドを突破され、ここからパスを受けた李天秀選手に難しいコースへ強烈なシュートを放たれたが、これを大きく飛んで右手一本のパンチングで見事はじき出した。スゴいファイン・プレーのはずなのだが、猛々しい中にも不動心をたたえたカーン選手のたたずまいには、見ていて安心感すら覚えるほど。前半中盤には、ペナルティエリアに走り込んだクローゼ選手がDFと接触した際ハデに転倒。一瞬、イタリア戦でのトッティ選手の退場の場面を思い出した(でしょ?)が、ここは反則無しで流される。うむっ、審判問題での駆け引きが試合に影響する場面がさっそく(笑)。その後は、韓国のド根性ファイト対ドイツの体力&堅守の一進一退の戦いが続く。ボール支配率はわずかに韓国か。しかし有効なシュートを放つ事がなかなか許されず、シュート数では逆にドイツが上回る。堅い、堅いぞドイツ〜(唸)。そして後半30分、ドリブルで右サイドをダッと上がったノイビル選手からのクロスを、走り込んできたバラック選手が右足でシュート!これはGK正面・・・だがはじかれた。このはねかえりを返す刀で今度は左足シュート!これが決まって貴重な決勝点となった。韓国は最後まで果敢に攻めたが、ドイツの守りを崩し切る事までは出来ず。う〜ん残念。
ホスト国としての応援マナーや一部の狂信的サポーターの行動やジャッジ疑惑など、今大会いろいろ言われ始めてる韓国の試合だが、それらを差っ引いて評価してなお、韓国チームが驚くほど強かったというのは誰にも否定できない動かし難い事実だろう。選手たちはホントよくがんばったっす!偉いぞ!日本と体格差のない韓国の今大会の活躍は、今後の日本チームの物差しにもなるだろうね。その意味でも良かった!

あと、直接試合とは関係ない事やけども、韓国応援ムード全開のテレビ中継のスタジオに、ゲストの明石家さんまがドイツの旧ユニフォームを着て現れ「オッ」と思わせた。<共催国やからいうて応援押し付けるな。俺は媚びへんねや!このにわかサッカーかぶれ共が!>っちゅう主張と、韓国に対するなみなみならぬ抗議のメッセージが感じられる。トークも辛口で「私の応援していた国を次々となぎ倒してエライ迷惑」「いろいろと思うことがあるんです、真のサッカーファンとして」「(韓国サポーターは)スペインのトマト祭りみたいでんな」なんて連発してヒヤヒヤさせる。まあそのへんまではいつもの毒舌って感じだったんだけど(にわかサッカーかぶれで真のサッカーファンじゃない俺でもちょっと思う所あるしね:笑)、番組の韓国応援ムードがよほどカンに障ったのか彼の発言は徐々にその嫌味度をアップ。「(韓国サポーターは)アイスコーヒーでも飲んで家で見てればいいのに」とか「(韓国が負けたので)ワールドカップの歴史が守られました」とか「昔、韓国人の友人がいたんですが、そいつにいつも迷惑かけられていたことを思い出しました」なんてな言わんでもいい事まで言ってワザと挑発的な態度を取り続ける様子はいささか見苦しかった・・・(溜息)。悪意も意図も関係なく機嫌よーく無邪気に応援に興じてる人たちに冷や水ぶっかけようとワザワザ面と向かってこーゆー発言しに行くこたないし、坊主憎けりゃなんとやらでアレもコレも言い過ぎちゃ、発したいメッセージが「抗議」なのか「単なる嫌悪」なのか(両方と思われるが)わかんなくなっちゃうよな。
と〜く〜に〜、母国の敗戦に涙目うるうるなレポーターの韓国人女優に追い討ちをかけ「この涙いいですね〜でもうちの前の嫁はんも良く泣いたんですよ」なんつってバカにしちゃって、ふんとにも〜(憤)。
てめコノー、ユンソナちゃんに謝れ!(←結局それが言いたかったのか・・・)

2002年6月24日
サッカーW杯今大会の韓国戦での審判のジャッジが偏っているとの批判が、敗退した欧州チームを中心に高まっている。韓国戦を明日に控えたドイツのGKオリバー・カーン選手が、その問題について語ったお言葉。「(韓国戦では)ドイツに不利な判定が1つや2つあるだろう。ホームアドバンテージはよくあること。ゴールが認められないことがあっても、さらに1点決める努力をすべきだ。2点目が認められなければ3点目を決めるんだ。」イタリアやスペインの敗戦についての質問には「審判に気を取られ過ぎていた。チャンスにしっかり得点すべきだった」と答えていた。この人ホント、カッコイイわ(惚)。

2002年6月23日
どんどん元気になるウチのスズメっ子。もうすっかり部屋の中ならあちこち自由に飛び回る事が出来るようになった。時々着地に失敗してコケるのはご愛敬。目が合うとピーピー鳴いて、すぐに俺の肩に止まりに来るのがなまらカワイイべさー(愛)。ただ、それは俺を慕ったり甘えたりしてるのではなく、「後れ毛を噛んで力まかせに引っ張る」って遊びをしたいだけだったりする事を俺は知っている(痛)。
カゴの中にいる時も退屈しないようにと、小鳥用のブランコを取り付けてやったが、怖いのか全然近寄らない。1日たってもまったく見向きもせず。せっかく買ってきたのに。がっくり・・・。
あと最近は、小鳥用の殻つきエサも嘴で上手にむいて食べられるようになりました。

2002年6月22日
日本代表が敗退してもなおW杯テレビ観戦の日々。「韓国 vs スペイン」の試合は、お互いに警戒し牽制し合って重苦しい展開となった。そんな中、スペインは後半5分のバラハ選手のヘディングシュートがノーゴールになったり、延長に入って前半2分のホアキン選手の右奥からの絶妙の右クロスがゴールラインを割ったとされ無効になったりと、正直、審判の微妙な(疑惑の?)判定に翻弄された感が否めない・・・。もしこれらの得点が認められていたら試合の展開はまったく違ったものになっていただろう。だが、そんなこんなを割り引いたとしても、韓国チームの頑張りには目を見張るものがある、というのもまた事実だ。延長戦もお互い決定打なく0-0で迎えたPK戦4巡目、ホアキン選手のシュートをGK李雲在選手が止め、続いて5巡目の洪明甫選手がゴール右へ決めて勝利をもぎ取ってしまった。なんと韓国が優勝候補の強力な一角スペインをも破ってベスト4進出を果たしたのだ!う〜ん快挙!
(小声→)・・・でもスペイン、チョトかわいそだたアルヨ・・・。

今日のもう1試合「トルコ vs セネガル」も息詰まるような重い試合展開の末、延長戦となった。高い身体能力を利して攻めるセネガルに対して一歩も引かず真っ向から渡り合い、徐々に主導権を握ったトルコ。後半から途中交代で入っていたイルハン選手が、延長前半4分、右サイドからのクロスをワンバウンドでボレー気味に強烈なシュート!これがズバッと決まってゴールデンゴール。セネガルはこの試合ではイマイチ実力発揮できずじまいに終わっちゃった。トルコは見事な戦いぶりでベスト4。

2002年6月21日
サッカーW杯決勝T「ブラジル vs イングランド」は、華麗な個人技を誇る攻撃力のブラジルと堅実な守りとハンサム力(笑)のイングランドの勝負。前半23分「ワンダーボーイ」オーウェン選手が相手DFのパスミスを拾って先制ゴールを決める。ここから守り切るのがイングランドの闘い方だが、ブラジルの個人技はそれを上回った。前半ロスタイム、ロナウジーニョ選手がハーフウェーライン手前からイングランドDFをヒラリヒラリとかわしながら軽やかなドリブルで持ち込みゴール直前でフッと右へパス。これを待ってたリバウド選手が難無くゴールを決めて同点。堅守イングランドが何もできない。後半5分にはゴール右手前30mあたりからのFKをまたもロナウジーニョ、GKシーマンの動きを見透かしたかのような絶妙のシュートをゴール左上ここしかないというポイントに直接ポーンと放り込んでみせた。スゴいぞ、ロナウジーニョ!だがその直後レッドカード喰らって退場、チョーシこいちゃった(笑)。でも1人欠けたことで逆にブラジルが無理な攻撃をやめ守備を固めにはいった。これをイングランドが最後まで攻め落とせず、ベッカム様の女性ファンの黄色い悲鳴があがる中、結局2-1でブラジルの勝利。守備が弱いだとかなんだかんだ言われつつ、やっぱブラジル強いっすわ!

「ドイツ vs 米国」。この試合もドイツのGKカーン選手の鬼気迫る鉄壁ぶりが全開。再三のドノバン選手のシュートを「オリャー!」「ドリャー!」と(←言ってないけどそんな気合いが伝わる)完全防御。前半39分、FKからバラック選手がヘディングで挙げた1点をそのまま最後まで守りきってドイツが勝利した。

2002年6月20日
伊セリエAサッカーチーム「ペルージャ」会長のガウチ氏が、先日のサッカーW杯「韓国 vs イタリア」で決勝点を挙げた安貞桓選手(現在ペルージャ所属)に対して「恩知らず」と仰天発言。曰く「奴はイタリアサッカーを冒涜し破滅させた」「あんな選手イタリアじゃ試合にも出られない三流」「イタリアにやってきた時はパン1つ買えなかったのをここまでにしてやったのに」「あの男には二度とペルージャで試合させない」なんだそうだ。つまりイタリアのサッカーじゃこういう場合、八百長してワザと負けるのが礼儀だろって事かい。黄色人種をナメんな!ふんとにもー(怒)。

2002年6月19日
作曲家の山本直純氏が逝去。俺たち世代にとっては数々のテレビ番組やヒット曲、主題歌、CMソングなどを通じて忘れがたい作曲家であり、同時に偉大なパフォーマーだった。学生時代から「天才」の名をほしいままにしながら、その後ポピュラー音楽の世界に活躍の場を移した直純さんに、小沢征二氏や岩城宏之氏らが「俺たちは天才のお前を目標にクラシックをがんばってきたんだから」と、クラシックの王道に戻るように説得した事も度々あったという。だけど、直純さんがポップの世界にいてくれたおかげで、俺たち当時の子供たちは、クラシック音楽の楽しさを知り、広く親むことができたんだ。自分の名声を二の次にして(実際にはいろいろな事情や理由もあったにせよ)、そういう「音楽の裾野を拡げる」というホントはいちばん大事な仕事を彼ほどやりとげた人が、クラシック音楽界で他にいるだろうか。それを思う時、その功績は計り知れないほど大きい。合掌、いや合唱・・・。
♪アース〜がうーんーだ〜、せっいぎっのマーグーマ〜・・・♪

2002年6月18日
サッカーW杯「日本 vs トルコ」。決勝進出を果たした事での気のゆるみを引き締めるためか、日本が先発メンバーを代えて臨んだ試合だった。駄菓子菓子、それが悪い方に出ちゃった。これまで勝ち進んできた試合に比べ明らかに連係にスムーズさを欠く日本。前半12分、パスミスから奪われたCKにヘディングを合わせられ、イヤな形で失点を喰らってしまった。その後日本は必死で攻めて何度も見せ場を作るものの、1点を守る事に徹したトルコの陣形を崩すまでには至らない。決定的なチャンスだった、ペナルティエリア手前からのアレックス選手のFKもわずかに逸れてクロスバーを叩く。後半も日本は互角以上の戦いぶりをみせたが、最後のあと一歩がどうしても届かない。結局、そのまま0-1でトルコに敗れてしまった。う〜ん、残念無念。だけど、ホントにここまでよく戦った。誇れ、日本代表!強かったぞー!

こうなったらもう一方の共催国にがんばってもらうしかない。相手は強豪スター軍団。「韓国 vs イタリア」は、初の決勝T進出で、ここは中国か?と勘違いするほど国中真っ赤っ赤に染まった韓国サポーターの異様な熱気のなか行われた。前半18分、左CKからビエリ選手が韓国の守備を蹴散らすように飛び込んでヘディングをねじ込み先制。これで試合はイタリア得意の「1点を守り切るパターン」にハマったかに思われた。だがここは韓国。スタジアムは取りつく島も無いほどにテッテ的にチョー真っ赤っ赤なのだ。これが日本での試合なら、イタリアの美形スター選手への黄色い声援もチラホラ飛ぶのだろうが、韓国サポーターにとって彼らはすでに、ダーティープレイを連発する単なる悪役でしかなかった。イタリア選手の強引な仕掛けが飛び出すたびにスタジアムが抗議のブーイングで揺れる揺れる。この殺気立った異様な雰囲気が両チーム選手の精神面のみならず審判のジャッジにまで微妙な影響を与えた、とは言わないが(←言ってるし:笑)、ジリジリと韓国がペースを握り、後半43分には薛選手がゴール前のこぼれ玉を捕らえ、ついに起死回生の同点ゴールを決めた。ギリギリで延長戦に持ち込んで、すでに勝ったような喜びようの韓国陣営とは対照的に、いらだちと疲労感があらわなイタリア選手たち。思いがけず試合が長引き、梅雨時のアジアの蒸し暑さもこたえているように見える。これにさらに追い討ちをかけるように、延長前半にはトッティ選手がペナルティーエリア内で故意に大袈裟に倒れたとしてシミュレーションの反則を取られなんと退場処分に!韓国の押せ押せムードに俄然拍車がかかる。そして延長後半12分、DFとの競り合いを制した安貞桓選手のヘッドがゴール右に決まってサドンデス!韓国が見事ベスト8に進出した!呆気にとられるイタリア選手たち。審判の判定に対する抗議も空しい・・・。
う〜ん、いくつかの判定に若干の疑問を感じつつも、韓国チームのこの耐久力、持久力には素直に驚かされる。後半相手がバテてからがホント強い強い。さながら往年のジャンボ鶴田のごとし(謎)。

2002年6月17日
今日もサッカーW杯。ブラジルが華麗な個人技を発揮して2-0でベルギーを下しベスト8。南米予選では絶不調だったが、やっぱりジワジワ調子を上げてきた。米国はメキシコを2-0で破ってベスト8。でもアメリカ本国ではサッカーは人気が無くて、ぜんぜん盛り上がっていないもよう。こんな強いのに選手チョトかわいそアルネ〜。

2002年6月16日
今日、スズメっ子と遊んでる時、座布団の上に伏せた手をヒラヒラさせて見せたら、突然それをマネして羽を伸ばして伏せ、座布団に身体をこすりつけるようにバタバタ羽ばたいた。この動作、どうも砂浴びの仕草のように見える。俺の手のヒラヒラで、その仕草が誘発されたのかも知れない。ともかく同じ動作を何度も繰り返して、これを覚えさせようと試みる。そのうち飽きていつものように俺の手と格闘する遊びに熱中し始めたけど、また1つ成長したのかな?最近のエサは、ゆで玉子を小さく砕いて練り、ボレー粉、アワ玉、水を少々加えて混ぜ、それを人肌くらいに温めたもの。

今日のサッカーW杯。何かと話題の今大会の台風の目・セネガルがカマラ選手の大活躍もあって、スウェーデンに2-1と逆転勝利。前回優勝のフランスを破った時はツキかと思ったけど、このセネガルの強さはホンモノじゃ〜。味のあるチームだったアイルランドはスペインに1-1からのPKの末、惜しくも敗れちゃった。

2002年6月15日
W杯はいよいよ決勝トーナメントに突入。まずはイングランドがデンマークを3-0、ドイツがパラグアイを1-0でそれぞれ破って初戦を突破、ベスト8に進出した。巷ではイングランドのベッカム選手が大人気だが、俺的にはドイツのGK「ゴリラ」の愛称がぴったりなオリバー・カーン選手が心身共にゴツゴツしててカッコイイと思うっす。

2002年6月14日
サッカーW杯ざんまいの日々が続く。今日は「日本 vs チュニジア」。決勝進出がかかった一戦に、日本は試合開始早々から積極的に攻め、シュートを放っていく。これに対しチュニジアも体力とスピードを武器に反撃して前半は両チームとも得点ならず、ほぼ互角の展開。後半、日本は森島、市川の両選手を投入。すぐさま交代直後の森島選手が、ゴール前での相手クリアミスのこぼれ球を見逃さず素早く身体をターンさせながらのシュートを鋭角的にたたき込んで先制。所属チーム、セレッソのホームグラウンドでの活躍に大阪のファンもやんやの大喝采だ。これでチュニジアは守備より攻撃に力を割かねばならなくなり、疲れと焦りの色も見え始める。そして今度は市川選手がドリブルから出した右からのクロスに、走り込んで合わせた中田(英)選手のヘディングシュートがGKの股間を抜いて2点目。結局試合は2-0で日本が勝ち、堂々とした試合運びでなんと1位通過の決勝トーナメント進出を決めてしまった。スゴい!「ドーハの悲劇」なんて言われたあの試合から9年。日本代表、ホントに強くなったんだなあ・・・。

韓国 vs ポルトガル」は、序盤から強豪ポルトガルに互角以上の戦いを見せる韓国。前半中盤に、ジョアンピント選手が「カニばさみ」で朴智星選手を倒してレッドカード一発退場となってしまった。ここまでの勝ち点で不利なポルトガルに焦りがあったか。やがて同時に行われている「ポーランド vs アメリカ」でアメリカが敗色濃厚との途中経過が入る。アメリカが負ければ、この試合は引き分けで韓国、ポルトガル両チームが決勝に進める。後半はゆっくりボールを回して引き分け狙いの試合をしようとするポルトガルに対して、韓国はこれを拒否するように激しく攻め立て、立て続けにシュートを放つ。これでポルトガルの選手が感情的になった。今度はベト選手もイエローカードを喰らって退場、9人対11人の攻防となってしまった。何が何でも引き分けに持ち込むべく守備を固めるポルトガルだったが、朴智星選手の技ありのシュートが決まって韓国が先制。今度は守備をおいても攻めるしか手がなくなったポルトガルに、もう余裕は残っていなかった。ポルトガル最後の必死の攻撃は見ていて胸が熱くなる猛攻だったが、選手2人を欠いてはいかんせん攻め切れず、試合は1-0で韓国の勝利。ポルトガルはまさかの予選敗退。韓国は日本と並んで決勝トーナメント進出を決めた。おめでとー!

今夜の大阪はフーリガン一歩手前のみなさん方(←ていうか大阪は普段からそんな感じだけれども:笑)が、かなり凶暴に乱れ狂いそうな予感がするのでいろいろチョト心配・・・。

2002年6月13日
プロ野球「巨人 vs ヤクルト」。8回1死まで無安打に抑えられ0-5と敗色濃厚だった巨人が、9回2死からの清原選手の同点2ラン、延長11回の福井選手のサヨナラ3ランを含む5本塁打を次々かっ飛ばしまくって逆転勝利(凄)。うぬぅ〜、巨人らしい勝ち方をしおって〜。

サッカーW杯「ブラジル vs コスタリカ」はロナウド選手が大活躍。エジウソン選手は漫画でしか出来ないような、ゴールを見もしない物凄い完全背面オーバーヘッドシュートを炸裂させた。コスタリカも強力なチームだったが、試合は5-2でブラジルが華麗に勝利。
「イタリア vs メキシコ」戦ではメキシコのボルゲッティ選手が、左からのクロスにジャンプして反転しながらの後頭部ヘディング一閃、アニメでしか出来ないような超電磁たつまきシュート!(←言い過ぎ)リードされたイタリア予選敗退か、やばし!と思ったが、後半デルピエロ選手のダイビングヘッドが決まって同点に。そのまま1-1の引き分けとなり、イタリアは辛くも決勝進出。フランス、アルゼンチンが消えて、イタリアまでいなくなったら決勝トーナメントが寂しくなっちゃうトコでした。

2002年6月12日
サッカーW杯「アルゼンチン vs スウェーデン」の一戦は1-1のドローに終わり、「圧倒的」と言えるほど試合を支配しながら勝ち点3を獲得できなかったアルゼンチンがまさかの予選敗退。それにしても今大会は、優勝を争うだろうと目されたチームが次々予選で消える波乱の展開だ。
「イングランド vs ナイジェリア」も0-0でドロー。だがこちらは勝ち点に余裕のあるイングランドが無理しなかった印象の試合。安全に決勝進出を決めた。

消しゴム版画による似顔絵と辛口評が人気だったナンシー関さんが急逝。

2002年6月11日
大丸神戸店内のミュージアムにて「太陽の賛歌 ミロ展」を観覧。大好きな画家、ジョアン・ミロの60〜70年代の作品の展覧会だ。展示された数々の絵画や彫刻はどれもスゴい存在感で、ヨシロー大満足。この人の作品って、リズムに乗って踊ってるみたいなカワイイ形や線と、決然とした意志を感じさせるようなバシッとした色彩とが絶妙な加減で、ホントいつまで眺めてても飽きない。売店でラブリー・ダイナマイツなピンバッジ3個買いました。

夕方は、扇町ミュージアムスクエアで「上海アニメーションの奇跡」合計7作品(Aプロ「蝴蝶の泉」「牧笛」「猿と満月」「琴と少年」「鹿鈴」、Bプロ「不射之射」「ナーザの大暴れ」)を一気に観る。「牧笛」「琴と少年」「鹿鈴」の、中国の伝統的な音楽と一体化して流麗に動く、独特の水墨画アニメーションにうっとり見愡れる。まるで水墨画の世界に没入していくようで、いつまでもずっと眺めていたい珠玉の作品群だ。それにしても水墨画アニメって、どうやって撮影してるのか、その技術と作業量を想像するだけでも気が遠くなる・・・。「猿と満月」は一転してカラフルでモダンな味わいの切り紙アニメーション。猿の仕種や表情が絶妙で可笑しいの。「不射之射」は日本の人形アニメの第一人者、川本喜八郎さんが上海のスタッフと作り上げた中島敦「名人伝」の映画化。物語の舞台も製作も中国なんだけど、結局川本タッチの強烈な個性が立ってる作品だ。あと、達人の眼力がビームみたいに表現されてたりして、やっぱりどことなく日本っぽいのも面白かったり。大作「ナーザの大暴れ」では、京劇を取り入れたアクションと仏像・ヒンズー神像のようなポージングの様式美、丁寧に描き込まれた荒れ海の波涛の表現に目を奪われる。「蝴蝶の泉」のデザインと画面設計と色使いは俺のハートにワンツー・パンチ!この上映会の中ではいちばんフツーっぽい映画なんだけどホント綺麗。どの映画もそれぞれに興味深く、中国四千年の(←ちがう)美的感覚をお腹いっぱい満喫しましたです。

サッカーW杯「フランス vs デンマーク」は、前回優勝チームのフランスが0-2で完敗し、なんと予選敗退となってしまった。最後の頼みの綱・ジダン選手も今日は出場したらしいが、負傷が癒えきっておらずベスト・コンディションには程遠かったようだ。
「ドイツ vs カメルーン」は、警告が16回、2人の退場者を出すというアイスホッケーばりのケンカ腰の試合となった。カッカしつつも最後まで比較的冷静さを失わなかったドイツが2-0で勝利。これでシドニー五輪優勝チームのカメルーンも予選敗退してしまった。

2002年6月10日
サッカーW杯「韓国 vs アメリカ」。試合前から報道された、ケタはずれの盛り上がりを見せる韓国での異常なまでの応援熱。それはなんとこの一戦が、ソルトレーク冬期五輪のショートトラック競技での、あの疑惑判定への雪辱戦と皆が感じているからなんだそう。ひょえー(怖)。ソウルの市庁舎前広場なんて、あの伝説の「ウッドストック」もかくや、という物凄い事態になってた。
試合は前半マシス選手が切り込んでシュートを決め、アメリカが先制。これを追って攻め続ける韓国だが、「雪辱戦」を意識してか攻撃にポーランド戦で見せたような柔軟さが無くなっていた。何度も決定的な場面を作るが最後を詰め切れず。漂い始める「ダメなのか〜」って雰囲気を振り払うように、安貞桓選手がFKからヘッドでゴール。土壇場で同点に追いついた。韓国チームはカメラ前でスピードスケートの真似をしてショートトラックの雪辱をアピール。これを見た観客はドカーンとさらに盛り上がる。確かに、ショートトラック幻の金メダルの金東聖選手がこれを見たらすごく嬉しいだろうな〜、っていうのは分かるんだけど、俺個人としては、純スポーツ(しかも別種目)でこういう「国対国の敵討ち」的な受け止め方ってのはどうなんだろう・・・、とやっぱり思う。結果は1-1の引き分けでした。

昨日行われたプロボクシングWBC、IBF統一世界ヘビー級タイトルマッチ「レノックス・ルイス vs マイク・タイソン」は、大方の予想を裏切ってルイス選手の一方的な試合となり、8RKOで勝利。両まぶたをカットして顔面血まみれのタイソン選手は大の字ダウン。伝説の終わりを感じさせた。 

2002年6月9日
連日の情け容赦ない飛行訓練(遊んでるだけという噂もあるが)が実り、最近では部屋の中をかなり上手に飛び回れるようになったスズメっ子。長い間飛んでるのは無理だが、ひと飛び2mくらいまでなら楽勝。空中で方向転換とかも出来るようになった。今日は、飛んでいた小さな蛾を見事に捕獲してお召し上がり。う〜ん、大人の階段を1段昇ったね(感慨)。

今日も今日とてサッカーW杯テレビ観戦ざんまい。「日本 vs ロシア」、とうとうやってくれました!難敵と言われたロシア相手に堂々と互角に渡り合って見せた日本チームがW杯で待ちに待った初勝利!後半開始直後、中田(浩)選手が出したクロスを柳沢選手が受け、巧みに相手DFラインを抜いてフリーとなった稲本選手へダイレクトパス。これを落ち着いてゴール右上に蹴り込んで先制。稲本選手はベルギー戦に続いて2試合連続の得点をあげた。対するロシアも反撃に出て、ベシャストヌイフ選手がゴール前でフリーとなり決定的なチャンスを掴むがシュートはワク外サイドネットへ。日本にはツキもあった。その後、焦りが見え始めたロシアは次第に攻撃が淡白になり、何度も攻め込みながら最後の詰めが決められない。試合はそのまま1-0で日本が取った。しかしスゴい事っすね!油断は禁物だけど決勝トーナメント出場も俄然現実味を帯びてきたっ!

2002年6月8日
サッカーW杯「イタリア vs クロアチア」は優勝候補No.1と言われるイタリアが1-2でまさかの逆転負け。堅守のイタリアが前半の1点のリードを守り切るかと思われたが、後半クロアチアは速攻の波状攻撃で続けざまに2点を奪った。これで予選G組はイタリア,メキシコ、クロアチアが勝ち点3で並ぶ大混戦に。いや〜、W杯レベルでは前評判はアテにならんわ。

「中国 vs ブラジル」は、ブラジルが華麗な個人技を連発。ロベルトカルロス選手、リバウド選手、ロナウド選手の活躍もあり4-0と中国を圧倒した。中国は残念ながら予選敗退が決まったが、この試合も勇敢によく闘っていた。あと残り1試合、せめて1点取らせてやりたいなあ・・・。

2002年6月7日
「チケットぴあ」にて、7月14日バナナホールでの「大西ユカリと新世界」ライブのチケットを購入。最近人気爆発のユカリさんだけにすでに売り切れてないか心配してた。まだチケットあって良かった〜。

全米に生中継された米上院司法委員会で、9.11同時多発テロの事前情報を捜査していたFBIの捜査官が「FBI本部にテロ捜査を邪魔された」と爆弾証言。この女性捜査官は9.11テロの共犯者が昨年8月に別件で逮捕された時に捜査令状を請求したが、これを本部が認めなかったため捜査を継続できなかったそう。また彼女は、FBIは今や「肥大化した官僚組織」に成り下がっており、捜査員たちは「書類の整理」ばかりに追われている、と指摘した。こんな事の積み重ねが原因で防げたはずのテロが成功し、あの貿易センターにいた数千人の人々の命を救えなかったのだとしたらひどい話だ。それにこんなの聞くと、なんかそのウラに「X-FILE」ばりの政治的謀略が・・・、なんて勘ぐってしまうね。

サッカーW杯は歴史的因縁の対決「イングランド vs アルゼンチン」が行われた。試合は攻めに攻めるアルゼンチンとカウンター狙いのイングランドという形で進む。前半終了間際、オーウェン選手がペナルティーエリア内で倒されPKを得ると、ベッカム選手が万感の思いを込めたかのようなキックを強烈にたたき込んで先制。後半のアルゼンチン怒涛の反撃も必死で守り切ったイングランドが1-0で勝利した。4年前の遺恨の相手、アルゼンチンのシメオネ選手に試合後、笑顔で握手を求めたベッカム選手はわだかまりが解けた晴れやかな表情。札幌の街では心配されたサポーターのフーリガン化も起こらず、大きなトラブルは無かったようでひと安心。イングランド応援団のみなさんには、この後の大阪でもこんな感じで穏便にお願いしたいっす・・・。

2002年6月6日
今日もサッカーW杯「フランス vs ウルグアイ」をテレビ観戦。ジダン選手の抜けた穴はあまりにも大きく、初戦でまさかの敗北を喫した前回優勝のフランス。今日は是が非でも勝ち点3を取らねばならなかったが、前半中盤にいきなりポイントゲッターのアンリ選手がレッドカード退場し、残り10人で戦わなければならなくなった。だが逆にこれがチームの闘志に火をつけ、1人欠けるハンディをまったく感じさせない猛攻を仕掛け続けるフランス。しかしそれを阻むウルグアイの守備も堅かった。試合は結局0-0の引き分けに終わり、王者フランスはいよいよ後が無くなってしまった。試合途中に挿入されるCMの映像の中で躍動するジダン選手の姿を見るのは複雑な思い。次の試合には出られるのかな〜。

2002年6月5日
今日は「映画サービスデー(千円均一)」なので、煮詰まった仕事をほったらかして映画をハシゴ。
まずは道頓堀東映パラスにて「少林サッカー」を観た。これはもうケッサク!素晴らしい!これほどまでにアホな映画(←賛辞)だったとは!「俺は男だ!」の森田健作を彷佛とさせる主役のカンフー青年シン(周星馳)をはじめ、登場人物は異常なキャラばっかりで普通のまともな人物は誰1人出て来ない。シンに恋心を抱く薄幸の少女(これがまたけなげで可愛いのよ・・・)すら笑いのネタ。そんな中、いちばんのお気に入りだったのが「鉄の頭」のアニキ(この人サイコー)。あと、饅頭屋の店先で「燃えて(謎)」変な踊りを踊り始めるへなちょこシーンも俺のツボを容赦なく直撃。
見せ場は何といっても試合をはじめとするアクションの数々で、これはもうホントに迫力満点で爽快感バツグン。「そんなアホな」とツッコミながらも思わず手に汗握ってしまう。そしてクライマックスには、少林寺の力をもってしても太刀打ち出来ないより強力なパワー(←アメリカ製:笑)に圧倒されて風前の灯し火となったチームを救うのは・・・、という武術オタクも唸るオチが用意されてる(喜)。
確かな「本物の技」に支えられてド派手な特殊撮影は活きまくり、「ヘンな人」を総動員したキャスティングはギャグに幅を持たせる。随所に見られる日本の漫画やアニメの表現手法も完全に消化しきっているし、「香港製カンフー映画」のクサさや荒唐無稽さやテキトーさを自らパロディー化して笑い飛ばしながら、それ自体がまた最高級の「香港製カンフー映画」となっている点も見事!という他はない。とにかく超おすすめ映画!ていうか必見!悪者のボスは「やしきたかじん」にクリソツだぜ!!

その後、地下鉄に飛び乗ってフェスティバルゲートへと向かい、シネ・フェスタに走り込む。ちょうど始まる「ロード・オブ・ザ・リング」の最終回にギリギリ間に合った。高校生の頃、理解者も無くクラスで1人、瀬田貞二氏の名訳「ホビットの冒険」「指輪物語」にひっそりハマってた俺にとって、これはどーしても避けて通れない映画なのだった。
プロローグ、いきなり壮大なスケールで展開される、甲冑に身を包んだクリーチャー達が入り乱れての迫力の戦争シーンにド肝を抜かれる。そして場面は一転して美しいシャイア(ホビット庄)の村の生活の描写へと移る。導入部分でもうすっかりこの「指輪物語」の世界に没入する俺。登場人物や場面のイメージが原作本を読んだ時と非常に近かったので嬉しくなる(イライジャ・ウッド演じるフロドは美少年過ぎる気がしないでもないが:笑)。とにかく全編、映像がきめ細かく綺麗で迫力があり、3時間に及ぶ上映時間いっぱいに次々と目まぐるしく展開するストーリーには息つく暇もない。丹誠込めて作り上げた工芸品のような、それでいて巨大な映画だった。ただこの映画、原作を読んでなかったり、作品世界の基礎知識を持たないままの人が観ても、ちゃんと面白いのだろうか・・・?でもまあ、次々に大画面に現れる不思議なイメージの奔流に身を任せるジェットコースター・ムービーだと思えば誰でも楽しめる事は間違いないか。あと、字幕の翻訳の中で、アラゴルンの通り名「strider」は「韋駄天」じゃなく「馳夫」と訳して欲しかった。それとゴラム(ゴクリ)が指輪を愛でる時の台詞は「いとしいしと〜」って訛ってやって欲しかったなあ・・・。長年愛されてるベストセラーの翻訳本があるんだから、そこで親しまれてる名前とかは尊重して欲しいよねえ。ともあれヨシロー的には大満足。早く続きが観たい!!

2002年6月4日
サッカーW杯テレビ観戦。今日は韓国・日本・中国と東アジア三カ国が揃って登場した。
日本 vs ベルギー」は2-2で引き分け、日本初の「勝ち点」1を獲得。体格、体力に勝るベルギーに対して終始一歩も引かぬ果敢な攻めを見せた日本。後半、守備の隙を突かれ鮮やかなオーバーヘッドで先取点を取られた時には、嫌なムードになりかけたが、小野選手が出したロングボールを鈴木選手が追っかけて追っかけてギリギリ追いついてつま先で放った執念のシュートが相手ゴールに飛び込んで同点。さらに柳沢選手のスルーパスを受けた稲本選手が豪快なシュートをゴール右上隅にたたき込んで日本がリードを奪う。勝利を予感させるこのゴールにものすごい歓声があがった。テレビの前のヨシローも鳥肌。しかし、ベルギーもこのままで終わるチームじゃなかった。不用意に上がった日本のオフサイドラインを突破してのシュートはフワッとGK楢崎選手の上を飛び越えてゴール。う〜ん、勝てるか!?と思ったけど、世界はそれほど甘くなかった・・・。でも日本スゴい!強い!

日本の好試合の余韻の中、すぐ続いて中継された「韓国 vs ポーランド」。守っても攻めてもとにかく速い韓国が終始押し気味に試合を進める。前半中盤、左からの低い弾道のクロスを黄善洪選手が地を這うような見事なボレーシュートに決めて先制。後半にも、柳想鉄選手の強烈なミドルシュートがGKの手を弾いて2点目のゴールが決まった。Jリーグ柏レイソルで活躍する2選手の得点で、韓国が2-0の勝利。W杯出場6回めにして悲願の初勝利を挙げた。歓喜にわく釜山のスタジアム。テレビの前のヨシローも思わずホロリ。いや〜韓国、マジ強いっす!

「中国 vs コスタリカ」。初出場の中国は選手の身体能力の高さを見せて善戦したが及ばず、0-2で敗れた。でも、何度もあと一歩のところまで攻め込んですっごく頑張った!

2002年6月3日
東北大の研究によると、列車内での携帯電話の電磁波密度はWHOの国際安全基準値の数倍に達している事があるらしい。この状態は、金属の箱で電磁波を重複して反射させる「電子レンジ」と基本的には同じ原理によって起こるもので、1台1台の携帯電話の電磁波は微弱であっても、複数台から出る電磁波の重複と車内壁での反射の相乗効果によって大きな影響となるという。もちろん、通話中でなくても、電源オンの状態であればこの状態を招きうる。近頃、電車内でも平気で携帯電話で話したり、メール交換やWebに熱中している人が多い。「心臓ペースメーカーへの影響なんて本当はどの程度あるのか分からないし、現代社会にとってケータイはコミュニケーション・ツールとして必需品なのだから、少数派の人のほうが気をつければいい」というような、電車内ケータイ容認派のいささか乱暴な意見もあちこちで何度も見聞きした。駄菓子菓子、携帯電話だらけの列車内が「心臓ペースメーカー」装着者だけでなく、誰でもが基準値の数倍もの電磁波の悪影響にさらされる場所だと判ったからには、みんなゴチャゴチャ言わずに列車内や混み合う場所ではとにかく電源切ろうぜ!

2002年6月2日
保護して数日、急ごしらえのダンボール箱で過ごしてきたスズメっ子。今日は、妹がどこからともなく持ってきた古い鳥カゴへとお引越し。最初はこわごわ隅っこに小さくなってたが、すぐに慣れてチュンチュン飛び跳ねまくり。というワケで<愛機「QV-10」で撮ったコスズメ写真を見る>
エサは主にゆで玉子を小さく砕いて練ったもの。

サッカーW杯「イングランド vs スウェーデン」。負傷欠場が懸念されていたイングランド主将のベッカム選手は初戦から出場、先制点を呼ぶコーナーキックを見事に決めてみせた。試合は後半スウェーデンが追いついて1-1の引き分け。

2002年6月1日
W杯開幕騒ぎの影に隠れるように、昨日、政府首脳が非核三原則を見直す可能性があると発言。これを受けて福田官房長官も記者会見で、核兵器保有について「私個人の理屈から言えば持てるだろう」「『自衛として許される範囲』という基本方針から、長距離ミサイルや原子爆弾を持ってはいないが、専守防衛であれば、法理論的に持ってはいけないという理屈にならない」と述べた。またこの時、後ですぐに撤回したものの、いったんは、大陸間弾道ミサイルですら「専守防衛に徹すれば持つことはできる」と発言した。・・・なるほどこれは「聖域無き構造改革」だ。
それにしても、そもそもの発端となる非核三原則見直し発言をした「政府首脳」とはいったい誰なのか。これはきちんと発表してもらいたい。くれぐれもトカゲの尻尾みたいなのは無しで。
こういう政府中枢の発言などに対して、こうして反対意見と取れる文章を書いたりすると、「自虐的」とか言われて「リスト」に書き込まれたりするんだろうか。そんな時代に導こうとしているのか(憤)。少なくとも諸外国からの反発は必至だ。

詩人で翻訳家の矢川澄子さんが自殺。ポール・ギャリコの小説などの名訳で馴染み深い翻訳家さんでした。あまり知られてないけど作家の渋澤龍彦氏と夫婦だった時代も。それにしても自殺とは。ついこの間、新聞にちょっとした自伝的な短期連載とか書かれてたのになあ。合掌・・・。

サッカーW杯が日本でも開幕。日本初のW杯で第1号ゴールを決めたのは、元ガンバ大阪、カメルーンのエムボマ選手(うどん大好物)だった。アイルランドとの試合は1-1で引き分け。
「ドイツ vs サウジアラビア」の一戦は、緊張が隠せないサウジを終始容赦なく攻めまくったドイツがクローゼ選手のハットトリックを含む8-0で圧倒。ちょっと残酷〜・・・。


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