駅前のロンリー・ビーナス
見も知らぬ異国の辺境の町へと或る日囚われ、その寂寞たる駅前に、彼女はただ独り佇んでいる。かつて瑞々しく麗しかった高貴な額にも、やがて絶望の青白い影が差した。遥か故郷ギリシャの青い海を想いながら、深く沈んだその瞳には何が映るのだろう・・・。
まずは裸婦像の普段の姿(右写真)を。どこか痛々しい。→
↓ 優しい気持ちからか悪戯心からか、彼女に素敵な贈り物が。
▲この台座部分に水が張られた事はない。
▲後姿を覆うように腰にはタオルが垂らされていた。
▲板塀にブリキ看板。彼女の居場所ではない。
▲彼女に安らかなる日々は訪れるのか。
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