2000年11月29日
徹夜徹夜でなんかハイな気分。「モノレールにもう乗れーる」とかで笑っちゃう精神状態が続く。
2000年11月27日
新しく出来たアウトレットモール内にある大型電気店の懸賞で、妹がなんと「全自動食器洗い機」を当てた(驚)!ヤツは日頃のオコナイとか悪いのにホントにいろんな懸賞によく当たる。まあそれはさておき、さっそく自宅にそれを設置して使ってみたぞ!
食器洗い機なんて俺はよく知らなかったので、本体とは別に湯沸かし器とかいるのかと思ってたけど、ちゃんと自動で水を取り入れて内部で熱湯を沸かすようになっている。食器は、食べた後よほど何日もそのままほったらかしにしたりしなければ、たいがいの汚れは大丈夫。クリームシチューのお皿も洗ってみたが、油汚れもまったくものともせずキレイに落ちた。思ってたより高性能でビックリ。ただ、音がかなりうるさくて、アパートなんかだと隣近所に迷惑なので夜は運転できないな〜、という感じ。でも、らくちんですよ〜。なかなかイイです。
2000年11月23日
徹夜であげた仕事を納品すべく、朝早くから中津までお出かけ。2時間かかって現地へ到着したが、今日は勤労感謝の日で祭日なせいか、なんと目的の会社のあるビルのロックがかかったままで入れない。誰か徹夜組の人が会社にいないかと電話を入れてみたが返事なし。しょうがないのでビル入り口脇の郵便受けに原稿の封筒を入れ、2時間かかって帰ったのだった。するとメールが届いていて、「何時にこられたのですか。こちらは10時に来てましたよ。休日なのでドアが閉まってたと思いますがインターホンで連絡をいただければあけることができました。次回からそうして下さい。」(←原文まま)だって。注意されちゃった。俺は9時前には原稿届けてたんやっちゅうねん(笑)!
2000年11月21日
「ROBODEX 2000」。昨日のホンダ「ASIMO」に負けじと、今度はSONYが人型ロボ「SDR-3X」を発表!(←もちろん俺はテレビで見ただけ)これがまた「AIBO」の人間版って感じでチビっこくて(約50cm)キャワイイッ!チビっこいくせに、サッカーボールの色を見分けてゴールにシュートは打つわ、倒れた姿勢から自分で起き上がれるわ、ラジオ体操はするわ、パラパラは踊るわでまったく芸達者なヤツ(愛)!「ASIMO」とはかなり方向性が違って、エンターテイメント色バリバリで最近のソニーらしさ爆発な感じでGood。ただ、「SDR」が「ソニー・ドリーム・ロボット」の略なんだと聞いて全身の力がヘナヘナ(脱)。
ここんとこロボットの話題ばっかし(笑)!
2000年11月20日
世界初のロボット博覧会「ROBODEX 2000」にて、ホンダが「P3」に続く、新しい人型ロボット「ASIMO」をどどんと発表!(←俺はテレビで見ただけ)なんと身長わずか120cm。階段の昇り降りや自然な足踏みでの方向転換など、ますます滑らかになった2足歩行もとても美しく、そのうえ手の1本1本の指まで独立して操作できる。その自然な動作は人間が中に入ってるとしか思えないほど。いや〜、ホントスゴいっす!感動!!ところで「ロボット博覧会」と聞いて、往年のロボットヒーロー番組「レッドバロン」を思い出したオジサンは俺だけではあるまい(笑)。
プロレス界では、必殺「ウエスタン・ラリアート」の創始者スタン・ハンセンが引退表明。昔、俺が初代タイガーマスク(佐山聡)目当てに初めてプロレスを会場へ観に行った時、ちょうどハンセンが来日してて(有名な、対アンドレ・ザ・ジャイアント「田コロ決戦」のちょっと前)そのブチ切れた試合ぶりに強烈なカルチャーショックを受けたのを昨日のことのように思い出します。さびしーっ。
← その時の思い出のチケット半券がこちら。
あと、絶滅したはずの「ニホンオオカミ」が、九州で写真に撮影された!とのニュースが。写真を見たら、言われてみればたしかにオオカミっぽいカモやけど、なんかやせ細ったハスキー犬みたいな感じもするし・・・。ホンマかいな?でもホンマやって欲しいぞ!
2000年11月18日
大阪MBS劇場にて、劇団四季「ライオンキング」を鑑賞。なんと妹の友達が劇団四季の役者さんになってて、他の人の代役で急きょ出演が決まった。そんなつながりもあって観に行くことになったのだ。彼女は鹿になったり鳥になったりと大活躍してました。じつは「ライオンキング」の物語のテーマって俺はちょっと好きになれないんやけど、大阪版オリジナルの関西弁のセリフのやりとりや役者さんたちの熱演、それにアイディアいっぱいの衣装や舞台装置がめっちゃ素晴らしくて、とても面白かった。
2000年11月17日
「ピンチクリフグランプリ」って知ってる?1977年のノルウェーの映画で、とてもよく出来た長編パペットアニメーションの名作っす。俺の記憶には鮮烈に印象づけられてるんやけど、子供の頃テレビで放映されたのを1回か2回見たきりで、その後放映もされないしビデオ化もされてなくて、とにかく情報が無い。誰に聞いてもあんまりこの映画について知らなくて、時々思い出しては関連情報を探してたんですが、ついに!今日その「ピンチクリフグランプリ」の映画パンフレットを入手っ!うぎゃー(嬉)!今、アードマンの「ウォレスとグルミット」なんかの活躍でパペットアニメに脚光が当たってるので、そのうちどっかの会社のプロデューサーの誰かが「ピンチクリフ」の事思い出してビデオかDVDでリリースしてくれないかなあ〜(願)。この映画、ホントにイイんだよ〜。
その余勢をかって(?)「坂東玉三郎の『夜叉ヶ池』」のパンフもゲットしちゃったりして。この映画も俺の超フェイバリットなのだった!素晴らし〜(嬉)。
2000年11月15日
謎の高熱が出て頭痛がひどかったため、今日は一日中何もできずに寝込んでしまった。トホホ・・・(涙)。
2000年11月7日
仕事で変更がはいった。作らなあかんGIFアニメのアイコンの原画の総数が大幅にアップ!ショショショ、ショーック!でも助っ人を増員してくれるようなのでちょっとだけ安心。・・・していいのかな〜(疑)。
2000年11月5日
日本に70万年以上前の前期旧石器文化が存在したことを証明したとして、世界的に注目を集めていた宮城県の上高森遺跡で、調査団長が旧石器発掘をねつ造していたことが判明。誰もいなくなった発掘現場で一人穴を掘り、石器を埋めるところを新聞記者にビデオ撮影されたらしい。けしかりませんな!アンタのせいで考古学全体が疑いの目で見られちゃうではないか!なんでもこの人、掘れば必ず重要な石器が出土し、「神の手」とか呼ばれてたそうな。今までこの人が発掘した石器なども全部調査し直さないといけないね。ふんとにも〜(呆)。
よみうりテレビ「大阪ほんわかテレビ(関西ローカル)」にて、京都上賀茂の「今井食堂」が紹介されていた。学生時代、上賀茂神社の近くに下宿してて、ここの「サバ煮定食(←絶品!)」をよく食べに行ったものでした。めちゃ美味いよ!
2000年11月1日
日テレ「笑ってコラえて!」にて、知る人ぞ知るロボット博士、相沢次郎氏のことが紹介されていた。懐かしいロボットたちの映像が次々現れて感動してしまった。相沢博士(高校の先生だったらしいのでホントに「博士」だったかは不明・・・)といえば、俺たち世代の少年時代を彩ってくれた大先生で、1970年の大阪万博での「フジパン・ロボット館」や「お祭り広場の巨大ロボット」をはじめ、当時、数多くの子供たちの友達ロボットを作ってくれた人。いわば俺たちの夢の大恩人なのだ!(意外なところでは上野動物園にあった「おサルの電車」も彼の発案らしい・・・)相沢博士のロボットは子供たちとお喋りしたり、スタンプを押してくれたり、写真を撮ってくれたり、とても親しみの持てる可愛いロボットで、その色や姿形もまるでブリキのおもちゃをそのまま大きくしたような愛らしいデザインだった。ロボットくんたちは、北海道の「ゆうばりロボット大科学館」でまだまだ現役なのだそうだ(喜)。また、番組では博士の息子さんが「相沢次郎博物館」建設を目指している姿もレポートしていた。ぜひがんばって実現して欲しいと思う。ハイテクロボット時代到来の、今の子供たちにも相沢博士のロボットを見せてやりたいな。きっとビックリするぞ!
話は変わるが、もう1人の俺たちの子供時代の夢の大恩人、イラストレーターの真鍋博さんが昨日、68才で亡くなったそうだ。彼の描く明るい未来社会の図は、俺たち世代に大きな影響を与え続けた。あんなにいっぱいみんなに21世紀の夢を見せてくれた真鍋さんが、実際の21世紀を目の前にして逝ってしまうとは・・・。見せてあげたかったな、21世紀。
2000年10月28日
例のGIFアイコン制作がいよいよ切羽詰まってきたので、一部ドゲどーんに助っ人を依頼。とうとう友達まで仕事に巻き込む始末な俺だ!頼むぞ!ドゲせんせー(涙)!!
TBS「世界ふしぎ発見!」で沖縄の海底遺跡?についてやってた。与那国海底の巨石群はやっぱし古代遺跡だったという証拠がゾクゾク出て来たらしいぞ。それにしても、あんなモアイみたいなんまであったとは。う〜んロマンやね〜(喜)。
プロ野球日本シリーズ第6戦は3-9で巨人。ミレニアム長嶋巨人が日本最強を証明(涙)。
2000年10月27日
パラリンピック、競泳女子50メートル自由形(運動機能障害3)で成田真由美選手がまたまた世界新記録で優勝!成田選手はこれで今大会6個目の金メダル獲得だ。スゴい!エラい!スゴエラいっ!
プロ野球日本シリーズ第5戦も0-6で巨人。いよいよ崖っ淵だ。がんばってくれダイエー!君たちが負けたら世の中金力と権力で優勝でも何でも買えてしまう、という事を証明してしまう!っていうかそれより、バーゲンセールはどうなる(本音)!?
2000年10月26日
三井造船×東京大学の研究チームが開発した自律型海中ロボット「アールワン」が、1989年に静岡沖で突如爆発した海底火山の現在の写真を、自主的判断による活動により撮影する事に成功したらしい。なんかモノスゴいっす!
プロ野球日本シリーズ第4戦は1-2で巨人。これでタイ。やばし。
2000年10月25日
風邪がとても悪化して気管支炎を起こしちゃいました(涙)。1日じゅうゲホゲホ。
ずっと楽しみに見ていた「アニメ清水次郎長伝『浪曲紀行』」が終わってしまった(悲)!土曜日の早朝5時15分からの15分番組だったけど、コレ、すごく面白かったんですよ〜(涙)。再放送でもいいから絶対またやって欲しい!
2000年10月23日
プロ野球日本シリーズ第3戦は3-9で巨人。ダイエーにとってはこの1敗、というより小久保の負傷退場が痛い。これが今後どう響くか・・・。
2000年10月22日
プロ野球日本シリーズ第2戦は8-3で豪快にダイエーの勝ち。だが相手があのチームなので、2戦先取したことでやっとシリーズを互角に持ち込んだ、ってトコか。
2000年10月21日
プロ野球日本シリーズが開幕。いかなダイエーといえども相手があの巨人では苦しい展開を余儀無くされそうだが・・・。初戦の先発は因縁の工藤投手。ところがダイエー、粘りに粘って城島・松中・ニエベスの意地の1発攻勢で5-3で勝利。まずシリーズを先行する形となった。これで面白くなってきたかな〜?
2000年10月20日
友人のギタリストがやってる素晴らしいギターデュオ「TUKTUK」が、ホームページを立ち上げました。みんな見に行ってあげてね。良かったらCD(←ジャケットデザイン:ヨシロー)も買ってね。
2000年10月15日
新日本プロレスの10.9 東京ドーム大会をやっとTV観戦。メインは「佐々木健介 vs 川田利明」の新日×全日頂上対決だ。実はこの2人、マニアにはあまり人気が無くて「どっちも頂上じゃないじゃん」なんて辛口意見も聞かれるが、やはり双方トップレベルの実力者だという事に変わりはない。
さて、試合はオーソドックスな差し合いから、川田選手のキック、健介選手のパンチの応酬。1度づつタックルからマウントを取り合いグランドでは互角。そしてお互いの胸板へのチョップ、張り手の打ち合いへ。パワーで勝る健介選手だが、川田選手が変幻自在のキック連打で突破口を開き、急角度バックドロップを決める。そしてストレッチ・プラムへ!だがなんとかこれを返した健介選手はラリアット、キックで必死に流れを変え、お返しとばかりにサソリ固めを極め返す。このあたりから試合展開は意地の張り合いへ。お互いに一歩も引かないラリアットの打ち合いが延々展開。やはりパワーで勝る健介選手が押し気味かと思いきや、直線的な攻めに対して柔軟に受けて対応する川田選手の切り返しも徐々に光り始める。やや攻め疲れの見えた相手に容赦ない顔面蹴りを繰り出す川田選手。それを意地と根性で踏みとどまって耐え抜く健介選手は、やや真っ正直に相手のキックを受け過ぎ。最後は、何度めかの顔面蹴りをラリアットで払い落とした健介選手がとどめを狙い、ロープのリバウンドを使って走り込んで来るところへ川田選手の強烈な顔面蹴りがカウンターで炸裂し、ここで勝負あり。両者ぐったりと精魂尽き果てた表情で試合を終えた。実力伯仲、紙一重の勝負だったといえるが、俺には勝利者の川田選手にまだまだ余裕が感じられた。う〜ん、このへんがキャリアの差かな?でも面白かったっす!それから負けちゃったけど、がんばれ健介!俺は応援してるぞ!
2000年10月14日
タカナシくんの誘いで、俺とドゲどーんと3人、名古屋は大須で行われる「大道町人祭」を見物に行く。年に一度、全国の有名大道芸人が大挙して名古屋に集結するという大道芸人のお祭りである。これはスゴいよ!町のあちこちで1日じゅう常に芸人さんたちが何かしら自慢の芸を披露していて、あちらでは人だかりが出来ている、こちらからはドッと笑い声がおこる、向こうからは驚嘆のどよめきがあがる、といったアンバイなのだ。クラウン、ジャグリング、パントマイム、アクロバット、マジック・・・から、日本伝統の猿回し、ガマの油売り・・・にいたるまでありとあらゆるジャンルの芸人さんたちがウヨウヨ。ごく普通の商店街が一種異様な非日常空間となって、その場にいるだけでも知らず知らずに気分が昂ってくる。
裸に白塗りを施して、世界の高名な絵画や彫刻に次々と早変わりしていく「人間美術館」の芸を披露していた雪竹太郎さん。この芸で世界各国でも評判を得た人だ。数人のお客さんを選びだしてポーズを指導・固定してピカソの「ゲルニカ」を作り上げたり、1人のお客さんを「アントーニオ」っていうキャラに勝手に任命してストーリーを演じさせたり。爆笑して、やがてキュッと心を刺す演目だった。
この日の俺たちのお目当てのひとつが「金粉ショー」。どこかの国の怪しげな歓楽街の片隅で行われるセクシーショーではない。これはそんなのとはひと味もふた味も違うのだ。なんと演者は暗黒舞踏の「大駱駝鑑」。ショーの時間が近づくと、商店街のアーケードの下を、全身くまなく金粉を塗りこめたほとんど全裸の(男性はスキンヘッド)男女が6人、1列となって、得体の知れない強烈なオーラをキラキラと発しながらステージへとゆっくり歩を進めてくる(道の真ん中には、裸足の彼らが歩くために、ひと筋、緑の絨毯が敷かれている)。彼らがステージに到着すると、やがて重厚でリズミックな音楽が流れ出し、はじめはゆっくりとうねるように、次第に激しくゆがむように、6人がダイナミックに踊り出した。指先から顔の隅々までの筋肉を時には引きつるように駆使して自由自在に操るその迫力と存在感に圧倒される。小さい子供なんて泣きはじめちゃったり(笑)。人間の原初的なエネルギーを感じさせるようなそのショーが終わって彼らが引き上げた後も、あたりには感動と何とも言えない異様な空気が長いこと残留していた。もうおなかいっぱい、っていう感じ。
俺がこの日特別に楽しみにしていたのが、じょんがら一代「ギリヤーク尼ヶ崎」!小学生の頃、家の近所のお寺の境内に髪の毛ボーボーのヘンなおじさんが来て、顔に奇妙な化粧をし、赤ふんどし姿で涙を流して踊ったことがあった。なんだかわからんけどココロの中に強烈に叩きつけられたモノがあった。そのパフォーマンスを見た友達全員が「アホみたいなオッサン」とか言いながら、その後1年間くらい毎日そのオッサンのモノマネをした。それほどに刻み込まれた衝撃。俺は何年も何年も後に、その奇妙なオッサンが「ギリヤーク尼ヶ崎」という大道の舞踏家だと知った。その後、彼の姿に出会う機会はなく、テレビや映画の画面で数度チラリと見かけただけだったのだが、今夜とうとう生の「ギリヤーク尼ヶ崎」を目の当たりにできる。胸がドキドキしていた。
日も暮れた頃、芸人祭りの大トリとして現れた素顔のギリヤークさんは、意外なほど普通な痩せたおじさんだった。地面に座ってまず道具の準備を始める。そして裸になり衣装を身につける。何十年もの間、毎日のように繰り返した手順なのだろう。てきぱきと全く無駄の無い美しい動きで見愡れてしまうほどだ。それから準備体操。痩身・筋肉質な体型といい、体操選手のような身体の柔軟さといい、とても70才を過ぎた老人(!)とは思えない若々しさだ。
そしていよいよ踊りが始まった。演目の題名をしたためた帳面をめくり、皆に示しながら大声で題を叫ぶ。そして伴奏の音楽が入ったラジカセのスイッチを押す・・・。俺の記憶がだんだんと蘇ってきた。20年以上前に見た時と全く同じこの雰囲気。衣装や道具を替えながら1つ1つ短い演目を次々に踊ってゆく。ある時は無垢な子供のように笑顔でやさしく舞ったかと思うと、ある時は身悶えし、悲鳴をあげ、髪を振り乱し、地べたに身体を打ちつけて踊る。クライマックスの「念仏じょんがら」では死に瀕する老人に扮し頭から冷水をかぶって駆け回り母の名を叫び泣きながら踊る。その踊りはきっとどれもが「祈り」なのだろう。見ていると背筋がビリビリして涙が出そうになってくる。「ギリヤーク尼ヶ崎」やっぱり凄かった!本当に感動した・・・。
その他にも若手パントマイマーの「サンキュー手塚」さん「鶴岡アキラ」さんなど、素晴らしいパフォーマーがいっぱいいて、その見事な芸を数多く満喫することが出来ました。ホントに楽しい1日だった。夜は3人でアイヅくんの部屋にドヤドヤと転がり込んで1泊。ゴメンね、アイヅ(笑)。
2000年10月13日
オリックスのイチロー選手が大リーグ挑戦を表明。ぜひがんばってもらいたいっす。それはそれとして来季の戦力は大丈夫なのかな?オリックス。
2000年10月11日
ボクシングWBA世界ライト級選手権「畑山隆則 vs 坂本博之」をTV観戦。事実上このクラスで日本一強いボクサーを決める一戦だったが、近年まれにみる名勝負となった。
初回から接近戦でゴンゴン打ち合う両選手。坂本選手はトリッキーなデトロイト式のガードからボディー、左フックと上下を打ち分け、今までの大振りハードパンチャーのイメージを改めさせるような戦いぶり。一方のテクニシャン畑山選手は逆にアウトボクシングにいかず、その接近戦の距離のまま、敢えて打ち合いに応じる。まさに意地と意地とのぶつかり合いだ。この展開なら坂本選手が有利かと思われたが、畑山選手は以前とは比べ物にならないくらい強く進化していた。ボディーに強打をくらっても表情ひとつ変えず、逆にコンパクトで切れのいいカウンターパンチをピシピシと当ててゆく。坂本選手は弱点、左目のまぶたをカットしてしまった。試合が後半にさしかかると、やがて左目のダメージによる視界不良と攻め疲れが蓄積したか、坂本選手の動きが目に見えてスローになっていく。普通の選手ならもうとっくに倒れているところを、強靱な精神力とタフネスで持ちこたえている形だ。だが、ハードパンチャーの坂本選手には逆転の1発がある。畑山選手といえども油断はできないはず。だが、それでも攻撃の手をゆるめず積極的にパンチを繰り出し続けるチャンピオン。そして10回開始直後、畑山選手のワンツーが坂本選手の顔面に炸裂、ダウン直後にコーナーからタオルが投げ込まれ試合終了した。「打ち合いなら坂本」との前評判を完璧に打ち砕いた畑山選手。終わってみれば余裕を感じさせる横綱相撲・・・、マジで強い!!敢えて相手の得意な戦法に付き合い、どつき合っての完全決着だ。アニメ「タイガーマスク」の主人公・伊達直人を地でいく養護施設のヒーロー、坂本選手にぜひ勝ってもらいたいと思っていたが、このチャンピオンになら負けてもしょうがない。 「天才畑山」に、骨太なたくましさが加わったと感じた1戦だった。
2000年10月9日
仕事の帰りに、映画「マルコヴィッチの穴」を観た。話題のスパイク・ジョーンズ監督の作品だ。俺はジョン・マルコビッチのファンなので、この映画だけはどうしても見逃せなかった。内容は、奇妙にネジくれてて愉快痛快な変態映画(笑)。それをまたマルコビッチ自身の役で登場するジョン・マルコビッチが魂のこもった怪演でもうマルコビッチ。めちゃくちゃ面白いから、とにかくぜひ1度見てマルコビッチ。脚本を読んでこの映画への出演をOKしたマルコビッチは本当に偉コビッチ!!
2000年10月6日
昼過ぎごろ、グラグラッと地震がきた。ウチのへんでは揺れ自体は大した事なかったが、しつこいイヤな揺れ方だったので気になってすぐにテレビをつけた。ほどなく速報が入って、鳥取県を中心に震度6強という大地震が発生した事が判明。かなりの被害が出たもよう(怖)。心配。
2000年10月4日
「月光曲技団スクリーンセーバー」の件で、度重なる掲載ミスに普段おとなしいヨシローが珍しく抗議してしまった雑誌「GIGA」から、最新号の見本誌が送られてきた。なんで?と一瞬思ったが、見ると裏面にお詫びの言葉が書かれた編集長さまの名刺がしおりにしてあって、そこのページに先月号掲載記事のおわびと訂正が書かれてあった。誠意ある対応ありがとうございます。記事そのものは好意的で、本心から感謝しているんです。・・・駄菓子菓子っ、このおわびと訂正の内容にまたまたまた間違いが〜・・・(涙)。「ROMにはMac版(Gekkou.sit)を収録」していたのが誤りなんではありません〜。それだったらちゃんと合ってるんです〜。ROMには「Mac版と明記しながらWin版(Gekkou.lzh)が収録」されていたから問題だったんですよぅ〜。逆です編集長ぅ〜。もういちいち編集部に指摘しないけどさ〜。・・・はー(疲)。
2000年10月1日
ここんとこずっと五輪の話題ばっかしなのは、仕事づけでどこにも出かけらんなくてテレビかけっ放しだからなのだった。そんな俺なのに、シドニーもとうとう今日が閉会式。さびしーっ(泣)!!
2000年9月28日
五輪、男子走り幅跳び決勝。地元オーストラリアのジャイ・ トーリマ選手と、キューバのイバン・ペドロソ選手の一騎討ちは見ごたえ十分だった。腕にスーパーマンの「S」の入れ墨。蛍光グリーンのフレームにオレンジ色のサングラス。ロン毛をなびかせて跳躍するトーリマ選手。ルックスのみならず「ステーキとハンバーグが大好物」「酒とタバコが趣味」「今夜もバーに繰り出す」などとスポーツ選手とは思えないようなセリフを次々と言い放つ怪人である。一方のペドロソ選手は対照的に、真面目でクールでストイックなチャンピオン。さながら矢吹丈とホセ・メンドーサの対決のようだ(そうか?)。試合前、記録的にはペドロソ選手の楽勝かと思われていたが、本番に強い怪人トーリマが自己ベストを最終的に36cmも更新する大健闘を見せたため、抜きつ抜かれつシノギを削る好勝負となった。結果、金メダルはペドロソ選手のものとなったが、いつもクールなペドロソ選手が試合後、喜びの涙を隠さなかった。それほど苦しい試合だったのだろう。しかし、ジャイ・ トーリマ。お前オモロ過ぎや!!
2000年9月27日
五輪、シンクロ団体。日本チームは独特の美しい演技で銀メダル獲得!俺的には優勝したロシアチームより、3位のカナダチームの演技のが好きだったなあ。振り付けがすごく独創的で面白いんだもーん。
テコンドー女子67kg級では、岡本依子選手が銅メダル。涙の爆笑インタビューもサイコー。あなたは浪速の星!!(←すっかり大ファン)
2000年9月27日
五輪、レスリング・グレコローマン130kg級決勝で、「人類最強」といわれるアレキサンダー・カレリン選手がついに敗れる。今大会、必殺の「カレリン・リフト」が炸裂することはとうとう1度もなく終わった。
69kg級では、プロレスラー永田裕二選手の弟、永田克彦選手が堂々の銀メダル。
2000年9月26日
五輪、女子ソフトボール。快進撃を続けた日本チームだったが、延長8回アメリカに2-1で逆転負けを喫し、無念の銀メダルに。でも日本すごく強かったぞー。アメリカチームは怪獣ぞろい。
2000年9月24日
五輪、女子マラソンで高橋尚子選手が日本陸上女子初の金メダル獲得!オリンピックなのに平気のヘーって感じで優勝しちゃいました。メチャ速っすわ!それにしても高橋選手と小出監督はラブラブやね〜(ニヤニヤ)。
プロ野球セ・リーグの覇者は巨人。まあ当然ですね。9回ウラ、江藤・二岡の連続ホームランであっさり4点差をはね返しての優勝だった。まったく巨人らしい勝ち方だ。ところで来年以降も巨人流(ナベツネ流?)チーム作りは続くんだろうなあ。ヤなチームだなあ・・・(笑)。
2000年9月22日
五輪、柔道男子100kg超級決勝。篠原信一選手がドュイエ選手(仏)の内またをすかして投げ勝ち一本かと見えた技が、なんとドュイエ選手の有効と判定された。コラ審判!何見とんじゃ〜!いったん勝利を確信したのが一転して窮地に立たされた篠原選手は動揺を隠せない。その後気を取り直して決定打となる技を繰り出す事ができず、無念の判定負けに。日本側は猛抗議するも審判団には受け入れられなかった。表彰台で必死に涙を堪える篠原選手の姿にもらい泣きしてしまった。記者の写真撮影の時、ニコニコ笑いながら肩を組みに来るドュイエがまあにくたらしー事。一度は内またすかし決められたと思って「しまったー!」てな顔してたくせに(怒)。
2000年9月21日
「魅惑の万華鏡展」を見に心斎橋の丸善へ。欧米の有名な工房や作家が製作した万華鏡がズラリと展示・販売されていて、実際に手に取り覗いてみる事もできる。夢中でほとんどの万華鏡を次々に覗き、思わず興奮!その中に、夢みたいにキレイな映像が展開される万華鏡を見つけて、すっごく欲しくて「コレ買う!」とか思ったが、お値段を見たら7万数千円。それでもそこに置いてあった中ではトップクラスに高いものではないんやけど、モチロン手が届かないので諦めた(涙)。代わりにアメリカWild Wood社製のワンド式万華鏡「ILLUSION」(3000円也)を購入。コレでもけっこう本格的に美しく幻想的な映像が見られます。1日覗きっぱなし(嬉)。
それから、洋書のフロアのPop-Up Book(いわゆる飛び出す絵本ね)のコーナーで、最近の面白い作品をアレコレいじくって見尽くす。(←嫌な客)やっぱり何といっても天才「ロバート・サブダ(Robert Sabuda)」の作品がアイディア、デザインともに群を抜いて美しく面白い!彼の作品は今年、クリスマス・プレゼントなんかとして話題を集めそうな予感・・・。
五輪、柔道男子100kg級。井上康生選手がなんと5試合すべてを完璧な一本勝ちで優勝。堂々の金メダル獲得!とにっかくメチャ強!表彰台では母の遺影を掲げて見せた。ヨッ気は優しくて力持ちっ!
あと、また星果さんにサボテンの種をもらったので、さっそく植えた。春に1度失敗しているのでココロして育てなければ。がんばるサボよ!
2000年9月20日
五輪、サッカー予選リーグ。日本は1-0でブラジルに敗れるも、スロヴァキアが南アフリカを2-1で下したため、晴れて決勝進出が決まった。よくがんばった!スゴいぞ!
2000年9月18日
今回引き受けた仕事、めっちゃキツくなりそう・・・。がんばらネバ〜(粘)。
2000年9月17日
五輪、野球予選リーグ「日本×アメリカ」は延長13回に及ぶ死闘の末、サヨナラ本塁打が飛び出して2-4でアメリカの勝ち。松坂クンは好投したんだけどな〜 。
2000年9月16日
シドニー五輪、柔道女子48kg級。田村亮子選手とロシアのブロレトワ選手との決勝は、開始からわずか36秒、見事な内股が決まって田村選手が悲願の金メダル獲得!それとほぼ同時に、男子60kg級決勝では野村忠宏選手が韓国の鄭富競選手をわずか14秒で、ねじ伏せるような豪快な隅落としを決め一本勝ち!見事オリンピック連覇を飾った。まさに秒殺コンビっすわ!強っっ!!
それから、8月27日に行われた「PRIDE 10」を深夜テレビ観戦。注目の「桜庭和志 vs ヘンゾ・グレイシー」だが、桜庭選手がまたまたやってくれた!試合が進むにつれてジワジワとグレイシーにプレッシャーをかけ、最後はバックを取ったヘンゾ選手の左腕を逆にアームバーに取り、相手の一瞬の動きを利用して体を入れ替えつつその左手を絞り上げ、振り回すようにグランドに押し倒してのチキンウイングアームロック。めっちゃ危険な仕掛けだ!実際ここでヘンゾ選手の左手は脱臼していたらしい(怖)。もちろんドクターストップで桜庭選手の勝利となった。これでグレイシーから完全3連勝。おそるべし桜庭和志(喜)!
2000年9月15日
「月光曲技団スクリーンセーバー」の掲載された雑誌「GIGA」だが、見本誌が送られてきてから本誌には目を通していたものの、付属のCD-ROMのほうは今日までチェックしていなかった。で、やっと今日CD-ROMの内容を確認してみてビックリ!このCD-ROMはHTMLでコンテンツが作成されていて、掲載ファイルはWebブラウザ上からダウンロードする形で読者のHDに保存できるようになっている。この中で「曲技団セーバー」は、Mac版のほうに分類されているのだが、ページに「Mac版」と明記されているのにもかかわらず、CD-ROMに入っているのは「Win版」のほうではないか!これを解凍して出来る「.scr」拡張子のファイルを、誌面の説明どおりMacのコントロールパネルに入れて再起動しても、もちろん動作するワケはない。う〜ん、「GIGA」の重ね重ねのミスに、おとなしい俺もちょっとキレかけ。今度は担当ライターさんではなく、編集長さま宛てに抗議のメールを送信!すると、すぐに謝罪のメールが返ってきて、前みたいな「以後気をつけます」だけの内容ではなく、「今後から制作工程上のチェック方法を改善し」また「可能な限りの最新号でフォロー記事を展開」してくれる事を約束してくれた。素早く誠意のある対応だったのでとりあえず怒りは収まったけど、う〜ん、なんだかなあぁ〜(暗)。
2000年9月14日
シドニー五輪サッカー予選リーグ「日本 vs 南アフリカ」テレビ観戦。下馬評では互角と言われたこの1戦だったが、フタを開けてみると意外と強いぞ南アフリカ!勝てるのか日本!ホントにヒヤヒヤな試合展開となった。まず先制したのは南アフリカ。イヤな空気が流れかけたが前半ロスタイムに入ってから、ゴール左側からのFKに高原選手がバックヘッドで合わせてゴール!これで一気にムードが変わった。後半、南アフリカの高い身体能力を活かした攻撃を耐えに耐えた日本に、最後にチャンスが巡って来た。相手守備陣の一瞬のスキをついて中田選手の絶妙のスルーパス!高原選手は慌てずキーパーをかわしこれをゴールに流し込んだ!2-1で日本の快勝だ。やったぜー!
2000年9月13日
何年も前からずっと探してた、金子國義の画集CD-ROM「Alice」を、ついに今日入手しちゃった。うほー(嬉)。すってきぃー!
2000年9月12日
久しぶりに会う親友と会食。時間を忘れて語り合った。おたがい、これからもがんばろうなー!東京の「どん兵衛」は味が違うよなー!(←謎)
近鉄あべの駅裏に新しく出来た「HOOP」内のLOFTで、面白い文具を発見!全長5cm余りの自動車の形をした机の上の掃除器(ミドリ)。これがまたイイ動きをするんです〜。
というワケで、<愛機「QV-10」で撮ったパラパラGIFアニメを見る>
2000年9月11日
「月光曲技団大懸賞」のもう1人の当選者まろさんに「オリジナル・マウスパッド」をようやく発送。たいへんたいへんお待たせいたしました!喜んでもらえるといいけど〜・・・。
今日、記録的な豪雨が各地を襲う。とくに中部地方に大きな被害が出た。自然災害の前には都市など本当にもろいのだと思い知らされる。被害に遭われたみなさん、大変でしょうが、なんとか気を取り直してがんばってください!
2000年9月10日
お人形のサイト「Raspberry Angel」のみなみさんより、プレゼントが届いた。それは何かというと、タカラのお人形のリナちゃんだ(嬉)!なんと関節部が可動する仕様のボディに交換してくれているので、ポーズを取らせたり首をかしげたりも出来る!そのうえ木製の椅子としっかりした金属製のスタンドもおまけに付けてくれてるし!それにしてもこのリナちゃん、とにかくめっちゃ可愛いんですよう〜。なんか新しい世界の扉が開いてゆく〜。いいのか俺〜。ううっ、みなみさんは俺をいったいどこへ連れて行く気なのか〜。
みなみさんみたくキレイに撮れないけど、<愛機「QV-10」で撮ったリナちゃん写真を見る>
全米オープンテニス女子ダブルス決勝。杉山愛&デキュジス組がリホフツェワ&ブラック組を2-1で破り優勝!ウィリアムズ姉妹の棄権というツキがあったとはいえ、ホントにすごいぞ、杉山愛!
2000年9月7日
メールソフトの受信簿を整理し直していて、とんでもない事に気がついた。「月光曲技団大懸賞」の応募者がお一人、当選者リストからもれていたのだ!ガーン!あの懸賞は「抽選」という事になっていたが、実際には結局応募者全員プレゼントにしたのだった。なのでこれは一刻も早くグッズを追加制作してお贈りしなければあっ(大汗)!ホントに申し訳ありませんでした、まろさん!しかし今さらとはいえ気付いて良かったっ
す・・・。
「月光曲技団スクリーンセーバー」の掲載された雑誌「GIGA」の見本誌が送られてきた。思いのほかエロ度の高い本でちょっとたじろいだが、扱いも大きくとても好意的な紹介記事を書いてくれてて嬉しくなった。が、ハタと気付いた。「月光曲技団」のURLが間違ってるぢゃん!これじゃ記事を読んだお客さんが興味を持ってくれても、いきなり読み込みの重い地図のページへ行っちゃって、アクセスカウンターにも数えられないぢゃん!そのへんの確認はメールで、くれぐれも、ってお願いしてたぢゃん〜(涙)!もはや雑誌は発行されてて取り返しはつかないが、いちおう抗議のメールを担当のライターさんに送る。すぐに謝罪の内容の返事が来たので、まあいいか(半怒)。
2000年9月5日
ウチの町内に猿が出た。ホンマかいな?とか思うけど、近所のおっちゃんおばちゃん他、目撃情報多数。コワ〜。しかし、どこから猿?何しに猿?いったいどうして猿猿猿?
2000年9月3日
以前1度訪問して、惨敗を喫した「淡路花博・ジャパンフローラ 2000」(その詳細はこちら)であるが、今日はそのリベンジマッチとして再び淡路島に上陸した俺だ!しかし、実は仕事が山積みなため、行き帰りのフェリーの中でもラフを描き続ける情けない俺でもあった!そんな忙しけりゃ行かなきゃいいのだが、今日は夜間ライトアップの最終日なので、どうしても行かネバ〜(粘)。前回の見物時に、パビリオンの展示はひと通り見ているので、天気のいい今日はゆっくりと広大な庭園や花畑を見て回る事ができた。う〜ん、これでこそ「花博」よね(喜)。
じつは今日はライトアップ以外にもお目当てがあって、それは「ウズベキスタン民族歌舞団」の来日公演。早めにステージのテントに入り、来賓席の真後ろに陣取った。夕方6時半、いよいよ開演時間となったが、ここからが長かった。まずは起立し、ウズベキスタン国歌にのせて両国国旗の掲揚。それから、ものものしい雰囲気の軍服姿の護衛に守られた、ウズベキスタン大使館一等書記官の方のごあいさつ。「我々から見て日本は『おとぎの国』のような国です。古くからシルクロードを通じて縁のあるウズベキスタンに、日本のみなさんぜひ遊びに来てください。」だって。ウズベキスタンのほうがよっぽど素敵なおとぎの国だよねえ(嬉)!次に日本側から「淡路花博」のエラい人のごあいさつ。「え〜、この『民族歌舞団』のステージは、チケットを買ったら5千円くらいはする値打ちがありますので、今日来られているお客さんはラッキーですよ。」なんて金額を出して説明してくれて恥ずかしい事この上無し。ああ、このスピーチにおける両国の品位の差よ・・・(泣)。
7時を回った頃になってようやく「民族歌舞団」の出番がやって来た。中央アジア独特の、チャルメラ風の笛の甲高い音と重厚な太鼓のリズムに乗って黒い民族衣装に身を包んだ男性奏者の面々がステージに現れると、何とも言えないエキゾチックな雰囲気が場内を包み込む。編成はまず前述の管楽器。これはクラリネットやチャルメラのご先祖筋にあたる楽器だ。それからマンドリンのような琵琶のような弦楽器。ウクレレのようなヒョウタン形の弦楽器。直径50cmほどのタンバリンの親玉みたいな太鼓。不思議な響きでいてどこか懐かしい素敵な音楽の数々が次々奏でられていく。個々の奏者のソロ・パートも用意されていて、軽々と超絶技巧を披露。やがて華麗な衣装の女性の踊り手の方々が登場して唄い、踊る。ぱっと花が咲いたように舞台が華やかになった。振り付けは、中東風でありながら「秋田音頭」などの民謡の踊りにも通じる手振りもあって、やっぱりアジアの血を感じさせる。演奏が進むに連れて次第に曲のテンポが速くなり、場内は手拍子を打って興奮のるつぼ。俺ももう夢中!本当に素晴らしいステージでした。カッコいいぞ!ウズベキスタン!
2000年9月2日
伊丹アイフォニックホールにてアルカマラーニ・ダンスオリエンタル・カンパニー主催によるベリーダンス公演「女神の祭典」を、ドゲどーんと観覧。本場オリエンタルダンス界のトップスター、スヘイラ・サリンポーをゲストに迎えての公演だ。
期待に胸を高鳴らせつつ「おぼっちゃまくん」の頭みたいな形のアイフォニックホールへ到着。客層はほとんどが女性で、ダンサーらしき人もチラホラ見に来ている。ロビーに売店が設けてあって、いろいろ関連グッズを販売しているのを見ている俺の足下に、小さな女の子(幼稚園の年少さんくらい)がぶつかってきた。スカートがふわっと広がった白いワンピースを着た、くるくるの巻き毛でぱっちりと大きな澄んだ眼をした、いかにも中近東風な顔だちの子。その売店の横で商品のビデオの試写をしていたのだが、その女の子がこの音楽に合わせて、くねくねと腰を揺らして踊り出した。まわりの女性たちから口々に「かわいーい!」の声。曲が終わると拍手喝采。ホントにプリティー・ダイナマイツなので俺もめいっぱい拍手。すると、なんだか気に入られたみたいで、俺の方に向かってニコニコ愛想してうやうやとお辞儀してくれた。俺もニコニコ。次の曲がかかると、また踊り出す彼女。まわりのお客さんもだんだん慣れてきて、もうあんまり見ていない。俺もドゲどーんと話をしていると、彼女は俺の視界にすすすーっと入って来て、目配せしながら「こっちよ、こっち」と手招きする。で、そっちを見ると安心してまた踊りだす。しばらくしてまた俺が違うところを見ていると、またすすすーっとやって来て手招き。そっちを見ると踊りだす。それを延々繰り返すこと小1時間。俺なんぞを気に入ってくれて非常に光栄なのだが、子供が飽く事を知らないのは世界共通なのだった(笑)。
さて、いよいよ開演。古代オリエントの神殿を思わせる舞台にリズミックで魅惑的な音楽が流れ、荘厳な儀式のようなダンスが繰り広げられる。祭礼用のお盆に水差しの水が注がれ、赤い花びらとシーツが舞う・・・。MAHAさんをはじめとする美しいダンサーさんたちは、しなやかに、また激しく、神秘的に踊る。そのダンスは時にエロティックであり、時にアクロバティックでもある。うーん、これは素晴らしい!また新しい世界を発見してしまったカモ〜。
そして舞台に、いよいよスペシャルゲスト、堂々たる体躯のスヘイラさんが登場!いきなりすごい!なんというかもう、身体の各部、胸・お腹・腰などがそれぞれ別の意志を持った生き物のように妖しく激しく自在にうねりまくる!さらによく見ると分かるのだが、全身の動きが音楽の細かいニュアンス(弦楽器のアドリブソロとか)にまでピッタリとシンクロして感情を伝えてくる、この表現力の凄さ。間近に見る本場の迫力に場内は俄然ヒートアップ!
その後も、yumaさんのセクシーでスリリングな剣の舞や、アキコさんの楽しいパーカッション演奏&ダンスなどなど、素晴らしい演目が続き、古のスルタンにでもなったような夢心地で、まさにこの「女神の祭典」を満喫。最後の演目は再びスヘイラさんのダンスで、場内ひとつになって大盛り上がり。そしてこのダンスの最後に、ちっちゃいベリーダンサーがトコトコと舞台へ上がって来た。場内から悲鳴にも似た「カワイーイ!!」の声があがる。スヘイラさんとお揃いの、黒いセパレーツの衣装を着たその巻き毛の女の子は・・・。さっきロビーで踊ってたあの子やん!やっぱり、というか、スヘイラさんの娘さんだったんですねー(笑)。めちゃめちゃ可愛かったです。
開演後しばらくは独特の雰囲気にとまどい気味だった観客も、最後にはみんな手拍子で盛り上がり、とても楽しい公演となりました。いや〜、ベリーダンスって、ホントにイイもんですね〜。みなさんも機会があったらぜひベリーダンスを観に行きましょう。俺がもし女だったら絶対習ってたね!
・・・といった意味も含めまして、アルカマラーニさんのサイトはこちら!
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