「ヨシローのカクレガ」


カクレガ日記

2000年5月30日
「曲技団」が1周年&1万ヒットを無事に達成したことを記念して「大懸賞」企画をスタート!影の団長ヨシローの手作りグッズが当たるのだ!果たして抽選が必要なほどに応募は集まるのか?

2000年5月28日
ガラス小物加工のための秘密兵器「プロクソン・サンドブラスター」がついに我が家にやって来た。これはガラス(プラスチック)製品の表面に「すりガラス」加工を施すための工具なのだ。いったい何に使うのかは近日発表!(↑)を参照だ!

2000年5月26日
コロシアム 2000」テレビ観戦。目玉の1戦は「船木誠勝 vs ヒクソン・グレイシー」。船木選手は、現時点であの無敵のヒクソンを「倒せるかも」と思わせてくれる数少ない1人だ。

いつものように平常心で、さざ波ひとつ立たない湖面のような表情のまま積極的に攻めていくヒクソン選手に対して、一方の船木選手も穏やかな落ちついた表情で冷静に防御。やがてコーナーを背負った船木選手がヒクソン選手をフロントからスリーパーに取った。チャンス!だがここから2人は崩れるようにグランドの展開に入り、ヒクソン選手はスルリとスリーパーを脱出。かなり汗をかいていたことが助けになったか。船木選手は寝技には付き合わず、寝た姿勢のまま防御するヒクソン選手の両足にコツコツとキックを当てていく。この前の「桜庭 vs ホイス」が脳裏をよぎる。いけるかも!・・・と思った瞬間、一瞬のスキを突いてヒクソン選手がサッと立ち上がることに成功。これを打撃技で迎え撃つ船木選手のボディーに、逆にヒクソン選手のヒザがヒット。ウッと下がった頭を捕らえて足下へ引っぱり込み、目にも止まらぬスピードで横四方固めの体勢に入ってしまった。そこからパンチを繰り出して相手の姿勢をコントロールし、苦もなくマウント・ポジションを取る。この理詰めの仕掛けの流れるような素早さ、とても40歳の男とは思えない!1ラウンド終了までの残り時間はたっぷり4分半。こうなっては船木選手はもうどうしようもなかった。容赦なく浴びせられる顔面パンチをガードするために上げた右手を取られ、その腕を自分の首に巻き付けられて固定される。無防備の側頭部にパンチをガツガツと当てられ、たまらず逃れようと体勢を横向きにした船木選手にとどめの胴締めチョーク・スリーパー!終わってみれば、まさにグレイシー必勝の定石にピタリとはまってヒクソン選手の1ラウンド勝利だった。うーん、強い!やっぱりヒクソンはおそろしく強かった!

とはいえ、ヒクソンをあそこまで追い込み、あのムキになったような猛攻を引き出させた船木選手の戦いぶりは凄かった。現に試合後、今までに無く疲労した表情のヒクソン選手の左目は打撃を受けて大きく腫れ上がっていた。もし開催前にモメていた「ヒジ打ちあり」のルールだったら・・・と考えると、2人の力に試合結果ほどの差は無かったと思う。船木選手が退場の際わざわざマイクを取って言った「15年間ありがとうございました!」の発言がちょっと気がかりだ。う〜、引退だけは〜(涙)。

2000年5月24日
「曲技団」にてオリジナルのキャラクター・アイコンを公開。じつはコレ、もうずいぶん前に作っていたモノ。このところ「アイコンは無いの?」というご質問が続いたのでついに蔵出ししてみました。どうかな〜?

2000年5月22日
この間、ある人から面白いモノをいただいた。青い半透明ビニール製で、空気を入れて膨らますクマさんのイス(ひじ掛け部にドリンクホルダー付き)だ。たぶん本来は浜辺とかで座る用の物かな?で、それを今日、部屋で実際に膨らませてみようと思ったのだが、空気を入れる黄色い蛇腹ポンプが見当たらない。探すのが面倒なので息を吹き込んで膨らませることにした。ふーっふーっと吹き続ける事10分(汗)、ようやく俺のさわやかな息吹でパンパンに満たされたクマさんチェアーが姿を現わした。う〜んラブリ〜♪座り心地も上々〜♪ところがここで問題発生!半透明なビニールを息で膨らませたので、クマさんの内側がくもってしまったのだ。これじゃ白クマやん!クマさん内部の湿度を下げるため、ここはいったん空気を抜くことに(涙)。今度はちゃんとポンプで膨らまそ〜っと。楽しみ楽しみ。
星菓さん、ホントにありがとーね!大感謝!

2000年5月21日
このところ「曲技団」のフォームからのご感想メールに、中身(お名前・アドレス・メッセージ本文など)が「空っぽ」の状態で届くものが急増している(悩)。こうした例は、ある時期を境に急に増えたので、特定の新しい環境(新OS・或いは新バージョンのブラウザー)と、CGIやJavaScriptとの相性が原因で問題が起こっている可能性が無いとは言えないような気がしないでもないかも知れない。よくわかんないけど。とりあえず「曲技団」にこの問題の告知を掲載。

2000年5月20日
ひさびさにマンガの原稿を描きあげた。うーん、しんどかったんだコロン。(←オモッチャマのマネ)

2000年5月19日
仕事の合間をぬって久しぶりに某親友と会食。思いがけずプレゼントなどもらって大感激!いろいろあるけど、お互いがんばろうな!また会える日を楽しみにしてます(喜)。

その後、とある事務所にお邪魔してデスクを借り、黙々と制作作業。今日じゅうに仕上げて渡して帰ろうと思ったのだが、夜9時までにあがんなかったので、けっきょく翌日渡しに(涙)。

2000年5月18日
ドゲどーんと2人、万博記念公園内の国立国際美術館にて「岡本太郎とEXPO'70展」観覧。スゴい!スゴいぞ!岡本太郎!!あんた天才だよ(泣)!無邪気で明るく突き抜けまくった、パワーほとばしるその作品群。'70年に開催された大阪万国博覧会ではテーマ館の総合プロデューサーを務め、あの偉大な作品「太陽の塔」を作り上げたのですねっ。曰く「今までの万国博のように科学や工業の成果ばかりを眩惑的に展示するというだけだったら(中略)「祭り」にならない。そのような進歩主義、近代主義的な意識を、この際ぶち破らなければ」さらに曰く「この広場に来て、すべての人が無条件になり、あのベラボーな祭りの雰囲気に同化されて欲しい。人間はすべてその姿のままで宇宙にみち、無邪気に輝いているものなのだ。『太陽の塔』が両手をひろげて、無邪気に突っ立っている姿は、その象徴のつもりである。素っ裸の心で、太陽と、宇宙と合体する。日頃のせこせこした自分を脱け出して・・・『祭り』のよろこび、生きるよろこびがそこに生まれる」ほんとうですねっ、太郎よ!帰りしなに見た、今も無邪気に壮大にただ突っ立っている「太陽の塔」をまぶしく見上げ、胸に込み上げる熱い感慨を噛みしめるひとときの、なんと心楽しいことかっ!

じつは「万博」とは、ひねくれ5歳児だった俺の心に、ある意味トラウマとなってこびりついている超強烈な体験だったのだが、この日、当時の会場や展示物の様子の記録映像など見ていくうち、すっかり脳内から消去されていたはずの、あのサイケで過剰で爆発的な色彩と造形の奔流が、脳みその中で鮮やかにありありとよみがえってきた。これはまさにタイム・スリップ体験。なんだか涙が出る。

しかしそれにしても、岡本太郎氏の作品をじっくり鑑賞してみて、俺たちの世代がいかに岡本太郎造形の逃れられない影響を受けているのかを、これでもかと思い知らされた。俺の深いところで、それとは気づかずに沈澱していた岡本太郎的なるものが、この展覧会を観る事で一気にかくはんされ、再び舞いたったのを感じずにはいられない。う〜ん、作風変わるかも・・・。

何か記念品を買おうと美術館の売店を覗いたら、大きくて精巧なイイ感じの「太陽の塔」の模型が置いてある。ドゲどーんがこれを買おうと値段を見たところ、それは38万円なのであった、ガーン!造形が甘くてイマイチな小さい「太陽の塔」は1300円。中間は無いんかい!涙でツッコミを入れるドゲどーんをしりめに、俺は岡本太郎デザインの「顔」ピンバッジ全6種類をつつがなく購入(嬉)。
<愛機「QV-10」で撮ったピンバッジ写真を見る>

2000年5月16日
日本プロレス界が誇った最大の凄玉レスラー、ジャンボ鶴田さんが死去。これはショックだ。肝臓の手術の失敗が原因だって。今ごろ天国で馬場さんやブロディと酒を酌み交わしてるんだろうか(泣)。

2000年5月13日
PRIDEグランプリ2000」をテレビ観戦。注目は「桜庭和志 vs ホイス・グレイシー」。桜庭選手は入場シーンからいきなりやってくれた。なんと覆面を被っての登場だ。傍らに同体格、同じ覆面の選手が次々現れ3人に増殖。そう、プロレス・ファンならご存じ、ストロング・マシーン軍団のパロディーをぶちかまして、見事にグレイシーをおちょくってみせたのだ。やる〜(笑)。

試合もほとんど桜庭選手の独壇場だった。グレイシー側の突き付けた細かいルール条件を逆手に取り、ホイス選手の神経を逆撫でするファイトを序盤から展開。ついに左膝を十字固めに捕らえた。この攻めは惜しくもゴングに遮られたが、中盤も桜庭選手は、相手の寝技への仕掛けを巧みにかわし、ローキックで着実にホイス選手の左足の自由を奪っていく。途中、コーナーに押し込まれた格好のまま、ホイス選手の背中に手を回し、柔道着の上着の裾を裏返しにまくりあげて頭から被せようとしたり、逆に襟をゆるめて二の腕まで脱がせ、腕の自由を奪おうと試みたり。しまいには帯をゆるめて下を脱がしにかかったり(笑)。カリカリきたホイス選手が強引にタックルに出るところにカウンターのパンチ、ローキックをコツコツと当ててダメージを稼いでいく。ついにはグラウンドであおむけになったホイス選手の帯を下から持ち上げて会心の「恥ずかし固め」炸裂!そこからの顔面パンチがクリーンヒット!なんと桜庭選手は、あのグレイシー相手に「プロレス」の試合を仕掛け、それを見事に成立させてしまった。痛快無比!結局、90分間を戦い切ったところでグレイシー側がリングにタオルを投入。桜庭選手堂々の勝利だった!スゴいぞ(感動)!

あと、あの優勝候補No.1の怪物マーク・ケアーを、真っ向から力勝負でねじ伏せてしまった藤田和之選手がモノ凄かった!あんたは怪獣(呆)!

2000年5月11日
俺は数年前、大好きなTVアニメ「宝島」を毎回欠かさずビデオに録画していた。ところが、あろうことか最終回の第26話目を録画しそこねてしまったのだ(泣)。最後の1話だけが欠けたテープを見る度「なぜあの日あの時コンビニなんかへ出かけてしまったのかっ」と痛恨の思いを抱き続けてきた俺だったが、ついにその心にぽっかり空いた空白を埋めるというか、カバンの中も机の中も探したけれど見つからなかった探し物を見つけるというか、とにかくそんなような日が今日唐突にやって来た。というのも、なんと神戸サンテレビにて朝7時から「宝島」が再放送されていて、今日がその最終回の放送だというではないか。万が一の事態(寝坊とか)に備えて前日から一睡もせず、じっと待ち構えた俺。そして俺は見事「宝島」最終回「フリントはもう飛べない」の録画に成功!「宝島」コンプリート達成!最後のピースがパチリとはまってジグソーパズルが完成するように、俺は大人の階段をまた一段登ったのだった。(←混乱している)「『宝島』の再放送やってるで〜」情報を提供してくれたドゲどーんに大感謝!♪亡〜者の箱まで〜、にじり登〜った15人〜。一杯やろ〜ぜ、よ〜そろ〜♪

2000年5月10日
グラフィック・デザイナーK氏の事務所にて6月発行のフリーペーパーに掲載する漫画の打ち合わせ。こないだの話では見開き2ページだったはずのモノが、扉ページ含め11ページにいきなり変更(他の記事の予定がつかなくなったか?)。内容も、原作者K氏からのストーリーや設定の原案もほとんど無し。あるのはほぼキャラクター・デザインのみであとは「全ておまかせ」なのだそうだ。そんななか、締切だけは変更無しで超ギリギリの日程のままなのだった。・・・ってゆーか、いったい俺にどうしろと(呆)?でもちょっと面白そうなのでやる。(←いつもコレが命取りに)
その後、K氏は子供の頃から描きためた漫画や落書きのノートをどっさり見せてくれた。驚いたのは、その作品群の例外なくすべてに、自分自身がキャラクターとして実名登場(それもほとんど主役)している事。この自己顕示にかけるほとばしる情熱っ。おっ俺にはとてもマネできねえ・・・(涙)。

2000年5月9日
平清盛の娘で平家物語の悲劇のヒロイン・建礼門院ゆかりの寺として有名な、京都大原の寂光院が放火により消失。どこの誰か知らんが、なんちゅう事するんじゃい(怒)!そんな事する奴は「安徳さん(描:諸星大二郎)」に呪われておしまいなさいっ。

話は変わるが、電源スイッチとヘッドフォンジャックが壊れたままになっていた俺のビデオデッキ。いちおう使えるからいいか、と思ってそのままにしていたが、今日、中でテープが切れて空回りするせいで、操作を受け付けなくなってしまった。もちろんカセットの取り出しも効かず。これはもう、解体・修理するしかないでしょう!もう〜しょうがないな〜。(←ちょっと楽しい)
まずはケースを開け、取り出せなくなったカセットを外す。次にフロントパネルをバラして、内側に押し込まれてヘコんだままになった電源スイッチの部品2点を、プラ板で補修して組み立て直す。最後がヘッドフォンジャック。これはジャックの部品の足の部分が折れているうえ、その部品が乗ってる小さい基板自体もヘシ折れた状態になっていた!まったく、どんな乱暴に使ったらこんなふうに壊れるのか(反省)。はんだごてと吸い取り器を使って、基板、部品をはんだ付けし直す。そしてデッキを元どおりに組み立て戻して・・・これで完成!のはずだ!
さて、果たしてうまく動作するんでしょうか?わくわくしながら動作確認。だがしかし、ヘッドフォンから音が出ないぢゃ〜ん。やっぱダメか!くわッ!でも面白かったから良し!ってゆーかホントはビデオデッキを自分で勝手にバラして修理しようとしたりしてはいけません。

2000年5月8日
俺の敬愛する素晴らしい魔法的パフォーマンス集団「フィリップ・ジャンティ・カンパニー」が7〜8月に来日し、新作「STOWAWAYS 密航者」のツアーを行います。宮城・埼玉・東京・滋賀・大阪・愛知の各都市にて公演予定。人形使いやマジックやダンスやアクロバットや、その他いろんな要素を材料にして紡ぎ出されるフィリップ・ジャンティ・カンパニーの美しく妖しい演目は、いつも驚きの連続だ!ここを読んでちょっとでも興味引かれた人はぜひ観てくださいませ。超おすすめだよ!

2000年5月7日
また新しいコンピューター・ウィルスが空前の感染被害をもたらしているらしい。人呼んで「ラブレターウィルス」!なんでも件名「I LOVE YOU」のメールに添付されてバリバリ繁殖しているらしい。う〜ん、確かについつい添付ファイルを開きたくなるような名前かも知れない〜・・・。コイツは音声や画像のファイルを破壊する悪い奴らしいので、みなさまくれぐれもご注意くざたい。

2000年5月6日
昨夜はイラスト展の打ち上げ。久しぶりなメンツと会えて楽しかった。明けて今日、京都を発つ前にタカナシ、ドゲどーんと3人で寺町の商店街をぶらぶら見て歩き。と、御池通ちかくの人形店で、いつぞやの遺恨つき「ノンちゃん」フィギュアをセット販売しているのを発見!迷ったあげく購入に踏み切ったのだった(恥)。というワケで→ <愛機「QV-10」で撮ったノンちゃん写真を見る>
いっぽう「いつぞやの遺恨」のいきさつとはこちらだ!

2000年5月4日
京都四条寺町にて、タカナシ君主催の、学生時代の友人達によるイラスト展に参加。夜はドゲどーんの下宿にお泊まり。

2000年5月3日
久々に描いた大きいサイズ(約40×80cm)の絵が完成。ちょっと技法の実験とか試行錯誤しつつ描いたこともあり、どことなくちょっとハンパな感も拭えないが、けっこう面白い作品となった。タイトルは「踊り子とアコーディオン弾き」。

2000年5月2日
故・岡本太郎氏デザインの鯉のぼり「太郎鯉」がなぜか今、復活して大人気なのだそうだ。その鯉のぼりのバクハツ具合は今見ても実にベリキュート(愛)!

2000年4月31日
阪神・淡路大震災で被災後、ボランティアの美術教師として滞在中のネパールで交通事故に遭い、惜しくも亡くなった女性美術作家、佐野由美さんのドキュメンタリーが、毎日放送でオンエアされていた。このネパールでの事故のニュースは知っていたが、その犠牲者がこんな素晴らしい人物だったなんて・・・。美しい絵。確かな目で自分の見た世界を的確に表現するエッセイ。そしてなにより、誰からも慕われ、またみんなを包み込む、愛し・愛される才能。彼女自身が撮影する、訪れた街の人々とのふれあいを写し取った数々の魅力的なビデオ映像は、事故の直前、オートバイ上の楽しげな彼女の姿を最後に永久に途切れてしまった。だが、彼女の心が蒔いた種子は、ネパールの教え子たちの中に芽吹き、きっと美しい花を咲かせ実をつけると信じたい。

2000年4月29日
出雲大社の発掘調査で、平安時代末期にあったとされる、15階建てビルに匹敵する高さ約48メートル(!)にもおよぶ「空中神殿」の巨大な柱が出土したらしい。想像図で見ると、天に向かって一直線に伸びるまっすぐな階段を持つその威容は圧巻そのもの。う〜ん、平安びとおそるべし・・・。

2000年4月28日
阪神タイガースの連勝は「9」でストップ。よくがんばったぞー(笑)

2000年4月27日
伊・米・英の国際研究チームが、「宇宙は平らだった」ことを発表。これで、私たちの宇宙が将来収縮に転じてつぶれる恐れはほぼ消え、「宇宙は加速度的に膨張している」とする説が一層有力になったのだそうだ。よくわからんがなんだかスゴいぞ(涙)!

2000年4月23日
「K-1 ザ・ミレニアム」テレビ観戦。今大会の目玉カードはなんといっても「フランシスコ・フィリオ vs ジェロム・レ・バンナ」の強力な一戦だ。個人的にはフィリオ選手を応援していたのだが、このところのバンナ選手の充実ぶりには目を見張るものがあり、正直ちょっと勝ち目は薄いかな、とは思っていた。しかしその強さがこれほどだとは・・・。結果は1ラウンドに、バンナ選手のめいっぱいタメの効いた恐怖を覚えるほど物凄い左ストレート・パンチがいきなり顔面に炸裂し、ロープまで吹っ飛ばされたフィリオ選手が失神KO。ショッキングなシーンを見せつけられた。フィリオ選手は攻撃らしい攻撃を何も出来ないまま早々とリングに沈んでしまった。まさに一撃必殺(泣)!

2000年4月22日
仕事の行きと帰りに時間があったので映画館に行く。デビッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」とパトリス・ルコントの「橋の上の娘」の2本。両方とも面白かったが、特に「ストレイト〜」には感動。主人公のアイヴァン爺さんは真のヒーロー。これが実話とは凄い爺さんだ!一見リンチ監督の過去の作品とは180度違った方向の映画だが、あいかわらずの映像マジックが随所に冴え渡っていた。ラストの、兄の爺さんと再開するシーンは本当にシビれた〜(涙)。
一方の「橋の上の娘」。ルコント監督の作品らしく、男女の一風変わった愛の形が、無邪気でエッチで絶望的な味付けで描かれていく。監督の、主役の2人のキャラに対する深い思い入れが感じられ、ちょっと無理して慣れないハッピーエンドをこの2人にプレゼントしてやろう!という監督の親心が感じられるラストシーンだった。

2000年4月15日
土曜日の早朝5:45から毎日系で放映(関西地区)のテレビ番組「清水次郎長伝・アニメ浪曲紀行」はめっちゃ面白い。二代目広沢虎造師の浪曲にぴったり合わせて、あの「まんが日本昔ばなし」のノリでアニメ化された、新世代の浪曲番組だ。超カワイイっす!

2000年4月11日
石原慎太郎都知事が不用意発言を指摘され逆ギレ。詭弁家ですね。見苦しい。ああいうタイプの人物を「『思った事をズバズバ発言できる人だから』信頼できる」なんて言って支持する従属型な方々をけっこう見かけますが、「何を」「どう」発言するか、が本当に大事なこと。

2000年4月9日
全日本女子選抜柔道。48kg級で、田村亮子選手が驚異の10連覇。ベストとはほど遠いコンディションにして、この強さ。スゴ過ぎっす!

2000年4月8日
話題の「iモード」が、加入者の爆発的増加に対応しきれず接続トラブルを頻発しているらしい。日本においてケイタイはもはやただの「電話」ではないんですねえ。パソコンがイマイチ実現しきれなかった「モバイル」幻想を現実化したのがケイタイだったのは愉快愉快。

2000年4月7日
新日本プロレス久々の金曜8時の生中継「橋本真也 vs 小川直也」の一戦をテレビ観戦。橋本選手、泣きの「もう一丁」で実現した形のこの試合とはいえ、番組サブタイトルが「橋本真也34歳小川直也に負けたら即引退!スペシャル」はやり過ぎでしょ〜。これじゃ負けたらホントに引退しかないじゃん!とヒヤヒヤしながら観戦。

試合は橋本選手の努力と研究が実り、これまでになく白熱した一進一退の接戦となった。実際、前半戦において小川選手の仕掛けに対する防御策はほぼ完璧で、STO狙いに来た小川選手の首を、瞬間、投げられながらも脇に抱え込み、DDTに切り返した場面はハッと息を呑んだ。その直後のエルボードロップで小川選手の左肩が脱きゅうするアクシデントもあり、今度こそ橋本選手が一本取るか!と思われたが、ここから小川選手が底力というか怪物ぶりをいかんなく発揮。なんとここまでの段階で、この試合の橋本選手のSTO封じのパターンを読み切っていたようだ。最後はスタミナ切れの橋本選手をSTO連発から裸締め&胴締め。とうとう橋本選手が小川選手の腕をタップして、勝負あった。・・・はずだが、なぜだか試合は続行(?)に。しかたなく小川選手がとどめのSTOを豪快に決め、10カウントのノックアウト勝ち。気持ちは分かるが、いったんギブアップ決着したはずの試合を続行させるとは(怖)。事故が起こったらどう責任取る?レスラーも人間やからね。危険やっちゅうねん!

でも、橋本真也これでホントに引退しちゃうのか?それは惜しすぎるぞ〜(涙)。なんとかプロレス的な玉虫色の着地点というか解決策を見い出してくれ〜(頼)。「ウソつき」なんて言わないから〜。

2000年4月4日
NHKの新番組「プロジェクトX」はサイコー!熱い、なんて熱い番組なんじゃいっ!(←伴宙太)
誰もがその恩恵にあずかっているような公共の施設や標準規格を開発し造り上げた、一般には無名の技術者たちのドキュメンタリーだ。初回は、富士山頂の気象観測レーダー建設「『巨大台風から日本を守れ』〜富士山頂・男たちは命をかけた〜」。今日の放送分が「『窓際族が世界規格を作った』 〜VHS・執念の逆転劇〜」。中島みゆきによる主題歌も、番組のテーマを余すところなく表現していて感動的だ。ずぇったい見るべしっ!再放送予定も載ってる「プロジェクトX」のホームページはこちら

2000年4月3日
小渕恵三首相が脳こうそくで倒れる。とりあえず病人そっちのけで、それぞれの思惑が交錯しつつ、なにやらいっせいにぞわぞわとうごめきはじめる政界ってちょっと無気味。

2000年3月31日
北海道南西部、洞爺湖の近くに位置する有珠山が噴火した。自然の猛威を見せつけられ、ただただ恐ろしい・・・。なんとか被害がこれ以上大きくならない事を祈るばかり。

2000年3月30日
カーペンターズが再結成するというウワサを聞いた。ところがそのボーカリスト候補No.1がなんとあの松田聖子ちゃんらしい。オーノー(白髪化)!何考えてんだ、リチャード!そんなユニットに「カーペンターズ」の名前を使う事はこの俺が断じて許さんぞぉーっ!!(←何様?)

2000年3月28日
最近なにやら「曲技団」の掲示板で、関西ローカルTVCMソングとかNHK教育マイナー番組とかアメリカTV漫画日本語版とかの濃ゆ〜い話題が続いたもんで、ふと「幽霊城のドボチョン一家」の事を調べたくなってネット上を検索してみたところ、なんと同番組の情報満載サイトが出来ているのを発見!あのテーマ曲(♪ドボチョンドロドロ、ドボチョンドロドロ♪)も登場キャラクターの画像も置いてあってサイコー!もーチョー感激(涙)!「なつかし〜!」という方も「何それ?」という方も一見の価値あり。超おすすめのサイト、Rさんの「追跡!幽霊城のドボチョン一家」はこちら

2000年3月25日
谷町四丁目「WcLock」ギャラリーにて、「KIRIMA× EXHIBITION 2」を観覧。レトロなコミックをモチーフにしたイラスト作品をはじめオリジナルのアパレルや音楽レーベルなど、幅広く活動してるグラフィック・デザイナーの切間晴美さんの展覧会だ。切間さんに会うのはホント久しぶり(5年ぶりくらいか)。この4月から「タイプ」というフリーペーパーを創刊したらしい。で、もしかしたら俺もここにイッチョガミするかも知れません。そんなこんなでちょこっとなにやら密談。

その後、心斎橋SonyTowerにてデジタルハリウッド卒業制作展「DIGITAL FRONTIER 2000」を冷やかし。しかし、なんて大規模なんだ・・・。あいかわらずケレン味たっぷりなスクールである。儲けてるみたいやねえ〜。生徒作品は、たしかに技術的にはある程度高いレベルを保ってるけど、ちょっとダークな作品が目立つ(暗)。あと、会場に来ているお客さんの声を聞いてると興味深い事が。CGとかに興味シンシンな感じのコたちが「すごいねー、すごいねー!」って感心してるのに対して、いかにもフツーな一般のコたちは「・・・なんか、よくわからへん・・・。」っていう反応。学生のみなさん、そのへんに今後勉強すべきポイントの大きなヒントがあるかもよー。(←先輩面)

2000年3月23日
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を観た。これはヴィム・ヴェンダースライ・クーダーが組んで作った映画で、キューバ音楽のかつてのスター達の現在に再びスポットを当てた、音楽ドキュメンタリー。出演している老ミュージシャン達とその音楽がとてつもなく魅力的な作品だ。
映画の冒頭のスタジオでの録音シーン、まるで恋人のようにじっと見つめ合って唄う2人(イブライム・フェレールとオマーラ・ポルトゥオンド)のまわりを、ゆっくりと周りながらその表情を見つめてゆくカメラ。この場面ですでにグッとくるものが・・・。クライマックスの、カーネギーホールでのコンサートの場面では、何度も胸が熱くなってしまった(涙)。
特に、ナット・キング・コールと元憂歌団の木村さんを足して2で割ったような風貌のシンガー、イブライム・フェレールは、素晴らしい歌声&存在感で、すっかり魅了されてしまった。家に帰ってからも感動冷めやらず、衝動的にギターを手にして唄いまくり。(←深夜です、いけません)

2000年3月20日
トミーから発売された小型・低価格なデジカメ「Mexia(ミーシャ)」のネーミングに対して、アーティストの「MISIA(ミーシャ)」の事務所がクレームを付けているらしい。そんな無茶な!そんなこと言ってたらモスクワ五輪のマスコット、子ぐまの「ミーシャ」の立場はどーなる!
♪無理だ無理だー、無理無理!(←爆風スランプ)・・・あ、でも「MISIA」は好き。

2000年3月19日
K-1 BURNING 2000」TV観戦。クロアチアの現職警官、ミルコ・フィリポビッチ選手はニックネームのミルコ・クロコップに改名して参上。天田選手との「警察 VS ヤンキー」因縁対決(強引)として行われたプロレス並みの入場パフォーマンス演出にちょっと照れぎみだった(かわいい)。それにしても、特攻服に身を固めた天田ヒロミ選手の入場時、画面の経歴テロップに「元ヤンキー」と出たのには大笑い。が、一転して、試合は緊張感のある好勝負となった。惜しくも敗れたがあのミルコ選手相手に一歩も引かない天田選手のテクニックとガッツには凄みがあった。

あと、この日1番の注目の試合はなんといっても「角田信朗 VS 黒澤浩樹」。ゴングが鳴るや否やガンガン突進して行く極真・伝説の空手家、黒澤選手。しかし、コーナーに押し込まれながらも角田選手の表情にはどこか余裕が・・・、と思った瞬間、強烈なカウンターパンチが黒澤選手の顔面をブチ抜いた!驚異的な根性で立ち上がったものの、ここですでに勝負あった。「K-1」初期に、名だたる空手家がキックボクサー達にバッタバッタと倒されていった頃の事を思い出させるシーンだ。やはりグローブ着用、顔面パンチありの「K-1」ルールでは、純粋な空手家は不利だったか。記録上は1ラウンド早々のKOとなったが非常に密な内容の試合だったし、ルールにさえ慣れれば、黒澤選手が怪物級の強さを発揮する事は確実。リベンジだ!黒澤浩樹!そして角田選手の強さには脱帽!

2000年3月16日
俺の敬愛する作曲家の作品を集めたCD「山下毅雄の全貌 MISSION1」&「MISSION2」を購入。山下毅雄氏は、主にテレビ番組のテーマソングや劇伴において、天才的としか言いようのない素晴らしい音楽を多数生み出した偉大な作曲家なんだけど、近年ミュージシャン達によって、にわかに再評価されつつあるようで、大変喜ばしい。おかげでこんなCDも企画されるしね(嬉)。「大岡越前」「ジャイアントロボ」「クイズタイムショック」「プレイガール」「悪魔くん」「七人の刑事」「ルパン三世(初代)」「ガンバの冒険」「佐武と市捕物控」などなど、数えあげたらきりがない名作ぞろい。独特の山下サウンドに浸ってめちゃめちゃイイ気持ち〜・・・。

2000年3月15日
「曲技団」および当「カクレガ」のキリ番ゲッターのみなさんへの記念品を最近作ってなかったのだが、もーいいかげん長らくお待たせしてるので、とうとう作った。気に入ってくれるといいんだけど。

2000年3月12日
梅田ロフトでいろいろと買い出し。そのさなか”手作りの下敷きを、貼ってはがしてまた貼って作る「カンタン不思議な『絵』を『取る』エトール・下じきキット」(\280)”というモノを発見したのですかさず2セットばかりゲット!これを使ってオリジナル下じきを作っちゃおうーっと(喜)。

また、この日「書き下ろしパフォーマー」として若者に人気の軌保博光氏が来店して色紙書きイベントをやっていた。客のコと向かい合い、つらつらと会話を交わしながら、アドバイスのような標語のような詩のような言葉を色紙にしたためてゆく。話し方も、書く言葉も、下手したらオヤジの説教みたいになってしまうスレスレのところで巧みに若者のハートを掴む絶妙のサジ加減を持っている。「326」やこの人が絶大な人気を誇っているあたりに、今時のコたちの内面が垣間見える気がする。

2000年3月11日
イラストパネル展の案内ハガキを印刷屋さんに入稿するためタカナシ君と梅田へ。待ち合わせ場所「BIGMAN」前に、サッポロビールのブースが出来てて、バドガールのパクりっぽいボディコンなお姉さん達が道ゆく人にビールを振舞っている。そのキャンギャルの中に、1人年配のおじさまが混じっているなーと思って見ていたのだが、MCのお姉さんに紹介されたその人はなんと社長だった。大変なんですねえ、社長も(涙)。大音量かつエンドレスで流れるT-REXの「Get It On」が耳にこびり付いて、その後1日じゅう頭の中をマーク・ボランが駆け巡って困った。♪ゲリロ〜ン♪

2000年3月9日
学生時代の後輩タカナシ氏が主催するイラストパネル展の案内ハガキ用のイラストを制作する。キモチワルカワイイ「ほほえむ猫王女」の絵が完成。うーん、なかなかー(自画自賛)。

2000年3月6日
首を寝違えた。そのまましばらく普通におとなしくしてれば何という事もなかったのだが、その首をテコの支点にして、手とかを使わず寝返りを打とうとして「グジッ」というヤな音が。めっちゃ痛い痛い。実は俺って、腰2回&首1回ヤっちゃった経験がある「椎間板よわよわ男」なので、めっちゃ怖い怖い。これ以上の悪化はヤバいので、今日は湿布のお世話になりつつ完全休養に決定(泣)。

2000年3月5日
アメリカのインターネットCDショップ「CDNOW」より、割り引きセールのお知らせが来たので、この機会に、気になっていた洋盤CDを買っておくことにする。そこで、以前バイト先のお店に、一目惚れ(一耳聴き?)的に気に入った洋盤のCDがあった事をふと思い出した。その後、アーティスト名とアルバムタイトルを書いたメモを無くしてしまったんだけど、「CDNOW」なら曲名検索ができるじゃん!さっそく一番印象に残っていた収録曲の曲名「I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter」(ジャズのスタンダード/邦題「手紙でも書こう」)だけを手がかりに検索してみた。やがてずら〜っと表示された延々と続く検索結果をしらみ潰しに探していくと・・・、あったありました、見覚えあるジャケット写真が!それは「Madeleine Peyroux」っていう人の「Dreamland」っていうアルバムらしい。迷わず購入!

その他、俺の超大好きなバンド「KAMIKAZE GROUND CREW」がなんと俺の知る限り10年ぶりとなる新アルバム「Covers」を発表しているのも発見!まだ活動してたのかっ!これは俺的には重大ニュースだっ、とおちゃんは嬉しいぞおおっ!!(←混乱ぎみ)「KAMIKAZE GROUND CREW」って、日本はおろかアメリカ本国でもほとんど誰も知らないようなバンドだが、フジテレビ「世にも奇妙な物語」のサウンドトラックには、「KAMIKAZE 〜」のパクリがチラホラ。誰も知らんと思って安心してるんだろうが、俺は知ってるぞ!サントラの作曲家は誰か知らんけど(怒)。でもいいや。「KAMIKAZE 〜」を知ってくれてるのがちょっと嬉しい気もするし。ともかく、もちろんこれも迷わず購入!

あと、ルイ・ジョーダンがブルースの名曲「Nobody Knows You When You Are Down And Out」を演ってるCDも発見したのでスパッと迷わず購入!ああ、早く届かないかなあ〜。楽しみ楽しみ(幸)。

2000年3月4日
SCEの「PlayStation 2」が発売される。なんだか世間の一部ではものすごい騒ぎだ。テレビゲームは門外漢な俺も「PS2」には興味シンシン。半年後くらいに買おうかな。(たぶん主にDVDプレーヤー)

  2000年3月3日
今日は桃の節句、おひな祭り。我が家にも、たしかに物置きかどこかに雛人形がしまい込まれていると思うのだが、その行方は定かではない。バチ当たるかなー。(←もう当たってるんだったりして)

  2000年3月1日
晋遊舎「Windows100%」より突然のメールが舞い込んだ。「Windows100%」は、オンラインソフトを付録CD-ROMと合わせて紹介する雑誌だそうで、そこに「月光曲技団スクリーンセーバー」を掲載したい、との事。さすがインターネット、どこで誰が見てくれてるかわかんないねえー。ビックリっす。本当に掲載されるかはまだ不明だが、もし載るとしたら4月中旬発売の5月号か6月号らしいので、みなさんその時はぜひ書店で立ち読みしてね。


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